青い空と薔薇が好き

  我が家のお庭の写真を載せています。
  コンデジですが、薔薇の写真は自分でも気に入っています。

見慣れている青空なのに・・・

2011-03-27 19:22:51 | 薔薇


見慣れている 青空ですが
なかなか原発の先行きがみえないので
心が重い私には 不思議な感じがしました

こんなにきれいな空も
恐ろしい津波も自然のなせるワザだと思うと
ますます気が滅入ってしまいました





今日の読売新聞の本の紹介の中でこんな文章を見つけました

平野啓一郎さんの小説「かたちだけの愛」の書評を
ノンフィクション作家の河合香織さんが書いていました


 私たちの人生は失うことの連続だ。
愛を失う人もあるだろうし、大切な人を失うこともあろう。
家を失い、若さを失い、最後に必ず
命を失う。
・・・・(中略)
著者が書きたかったのは何か。
それはどんなに失っても生き抜くこと。
陰翳と光は固定されているものではない。
絶えず揺れあい、今は陰翳に沈んでいる事柄も
ひかりを浴びることもあるという生の道筋である。


私は本を読んでいないので
本当のところは 分からないのですが
今この時期にぴったりのような気がして
目にとまりました
どんなにひどい状況に遭遇しても
生きていかなければならない
生き抜くしかないのだということのなでしょう
そうすれば 生きていて良かったと思う日が
必ず来るということなのでしょうか

被災者の前向きな姿勢からも
それは 伝わってきます



昨日 お薬をもらいに行った待合室で
耳にはいってきたのですが

避難してきた人を手厚く支援している地区から
移ってきた人が
次のところでは まずいと不満を云っていたそうです
長期戦になってもずっと同じ気持で
手厚い支援を続けることができるのだろうか
情が深すぎるのも考えもののような気が私はしました
態度が変わってきた時の落差が
被災者は勿論
支援者もやりきれない思いをするのではないかと
気になりました
思い過ごしかもしれませんが・・・

私は冷たい性格なので

でもいつの間にか 何もなかったかのように
忘れてしまうような人にはなりたくないと
思ってはいます






今日よりも明日が少しでもいい一日になりますように
そして
原発事故が早く収まりますように


またね



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コメント
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