来年5月に始まる裁判員制度の説明会が会社で行われたので参加した
少し遅れて会場に入るともうビデオが始まっていた
裁判員に選ばれる主人公: 西村 雅彦
〃 フリーター : 加藤 夏希
〃 老 人 : 野沢 太三 元法務大臣
裁判長 : 中村 雅俊
裁判署職員 : 金子 貴俊
主人公の会社の部下 : 川崎 麻世
・・・etc・・・
検察庁が安い予算で作った(と説明者の地方検察庁の佐藤さんはおっしゃっていた)制度を理解・納得してもらう為のビデオらしく、筋書きは最初は嫌がっていた裁判員に選ばれた人々が裁判が進むにつれて前向きに取り組むようになるというもの
ありがちでしょ?
でも なかなか面白かったですよ。
テレビ等では著作権の問題やらで放映できないが、検察庁に申し出れば貸してもらえるとのことなので興味のある方はどうぞ。
また、裁判所もビデオを作製していて主人公はのりぴー(酒井法子)とのこと。こちらも裁判所にて貸し出ししてもらえる。
今年11月に放送される最高裁が作った裁判員制度啓発CMは風間杜夫と小手川祐子出演で予算は15秒間 1カ月放送で4億3000万円との事。
12月までに裁判員候補者名簿に記載されたことを通知・調査票を送付する前の告知CMらしい。
ひとつの裁判にまず100人程度の裁判員候補者が選ばれ、裁判長との面接後、6人の裁判員が選ばれる。
70才以上の人と学生は辞退可能だが、それ以外は余程の辞退事由がない限り辞退不可能。
日当 1日1万円程度。
ビデオの中で裁判長が裁判員に 「事件は他人ごとではない。」
「無関心こそ最大の罪です。」「あなたが正しいと思うことをすればいい。」と言っていたが、それが難しいと思うのだけれど・・・
裁判の中で食い違う被害者と加害者の話を聞いてどちらが正しいかなんてとても判断しきれない。
ましてや、有罪とした時に刑の内容まで決めるのは、重任だ。
いろいろな問題がありそうだが・・・