光が丘駅 （東京都）

とにかくここはマンションが密集した街だ。夜になるとマンションに密集した光が灯る。しかし駅から光が丘公園に向かうと少し薄暗い。そんな中、自転車を高速で走行する人々。いやとにかくこの街は自転車を使用する人が多い。大人も子供も遠慮なく走る走る。チャリチャリ。ここに向かう前に反対側も歩いたがテニスコートなどもありそこでテニスをする人々もいた。なんとも活気溢れる街だ。公園に入っても暗い中、自転車が走る走る。この街のテンションに少し引いてしまったのは私が少し疲れているからだろう。月と一緒に。
地図によるとかなりいろんな施設があるようだ。話し声、トランペットの音、合気道？みたいな技を動きながら語り合うおっさん二人。こんなに暗くなっても活気溢れる公園はこの光が丘公園が初めてだ。過去、駒沢公園、芝公園、代々木公園を見てきたが少し不思議な気分にさせられた。今度は昼に来てみたいものだ。今日はやたら月が撮りたい日でもあった。この月はきっとずっと昔の人だって見てたものなのだなぁ。と。
この世をば　わが世とぞ思う　望月の
　　欠けたることの　なしと思えば
なーんて月を見て言った人もいた。そんな人と同じものを見た。道長と同じような気持ちになどなれるものではないと思うがそれでいいとも思う。人はほんの少しうまくいった事を幸せに思えばそれで良いのではないか。光が丘公園で月を見ながらそんな事を思う。そう。私は変わり者だ。いやなんとも不思議なテンションにさせられる街だった。いや私がそんなテンションに勝手になったのか。光が丘にはとてもパワーをいただいた気がする。緑と人々のパワー溢れる街、光が丘。一度は訪れる価値のある街だと思う。