徳井由美子の音楽活動(アイリッシュ・ハープ、弾き語り/シンガーソングライター)、思い、日々の記録(2014年以降)

神戸出身・大阪在住。クリスチャン、シンガーソングライター、アイリッシュ・ハープ演奏や他活動・思いの記録

6/7「千人づか」慰霊祭(大阪大空襲71年)~城北公園 でした。

2016-06-10 17:14:13 | イベント・行事
6月7日(火)は、旭区の城北公園付近で、昭和20年6月7日にあった、大阪での大きな空襲の一つ、・・その慰霊祭が、戦後ずっと、東浦さん(87歳)という、民間人の主催により続いている、「千人づか慰霊祭」に、出ました。

当時、このあたりで1000人以上がなくなった(主に民間人)うち、身元不明の方をこちらで、東浦さんのお父様が葬ったのち、塚を立て、ずっと供養をしておられます。

私は、旭区に住んで11年ですが、これまでに、旭区地域史などを通じてこの事を知り、いつも、一度慰霊祭に出てみたい、と考えていました。また、そのようなこをと続けてられる、東浦さんという人にも、お会いしたいなぁ、と思っていました。それが、最近、旭区(役所が、人権啓発のための)が製作し、催した、DVD映画、「体験者が語る戦争」を区民センターで上映された(語り部8名のうち、私が現実に存じている方が、それまでに3名いました。~特攻隊や、シベリア抑留の経験をした、ほとんど90歳前後の方々です。)のですが、東浦さんもそこに出て証言しておられましたので、上映が終わってからロビーで、声をかけさせてもらいました。その事で、直接、接触ができたわけです。

今年の6月7日(の午前10時半~)午前中は、強い雨でした。千人づかは、城北公園の裏手、淀川の堤防上にあります。通年、雨がひどい時には、近隣のお寺が会場となるはずなのですが、この日、とにかく堤防まで行ってみると、どうやら、そこで行われる(テント張り)ようです。

東浦さんに声をかけさせてもらった後、・・かなり、顔見知りの(議員の人、区役所の市民協働課長、旭区平和の会・会長に、また午後の”能”の主催のNPOの代表者の女性など、。)方が、ちらほら。・・

また、地域の小学校などが、先生に引率され、何組か入れ替わり、訪れてきました。

普段、この城北公園や淀川河畔に何気なく自転車をこいで来て、平和なこの場所でのんびりくつろいでいると、この千人づかが目にとまり、いつも、いたたまれない気持ちになっていました。”今日、たまたま平和の時代に生まれてきたのか、それなら、戦時中に生まれて来て、命が軽く扱われるのも、たまたまで済むのか。”というふうに。平和という状態については、なにもしないで作って行けるものではないと思うので、これからもよく考えたいです。



 

 

 

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