先日、テレビで映画「博士の愛した数式」をみました!
去年かおととしに、この小説を読んで、
とても感動し、私のお気に入りの本の1つとしています。
そして、今回映画もみて、キャスティングよし。。映像よし。。
で、大好きな映画の一つとなりました。
事故により80分しか記憶がもたない、初老の数学博士
(寺尾聰)
物事を素直に受け入れる凛とした家政婦さん
(深津絵里)
10歳になるその息子
(大人になってからは吉岡秀隆、子役の子は彼にそっくり!)
この物語は、なんて静かで、透き通っていて、
あたたかく心に優しく響くのでしょう
映画全体の空気が澄んでいます。。。。美しい。。。
マイナスイオンの映画ですよ!
数字を通して、宇宙規模の奇跡にも近い、
というか奇跡のストーリー、哲学、物事の美しい秩序
を語る教授に、私、完全に惚れてしまいました。。。
「目に見えない世界が、目に見える世界を支えている。
永遠の真実は目には見えない。心で観るんだ。」
このセリフは、ほんと哲学者のような言葉です。
そこで、気づいたのですが、
理数系の人ってロマンチストなのでは!?
私の概念の中には、
文系=頭がやわらかくロマンチスト
理系=頭がかたく、現実主義派
ってな印象を持っていたのですが、
この教授をはじめ、
私の心に響く言葉を与えてくれる人は、
理数系の人が多いかもっっ
以前勤めていた玩具会社の
フリーペーパーの特集で語っていただいた、
宇宙物理学者の方(B社の人ぉぉ、おぼてる~~?)や
私が大好きな武士道の解説をしている物理学者の方
(ファンレターをだしたらすぐに返事くれた)
などなど、感動した言葉を書くと長くなるので割愛しますが、
そんな感じで理数系万歳!!
私自身は、迷いがないくらいバリバリ硬派な文系、
そこんとこ夜露死苦!!
話を戻すと、
博士はとにかく、ロマンチストなんです。
そして、何よりも大好きなとこは、彼は子どもを慈しみます。
そして、映画の中でもっとも、私が感動した言葉。
子どもが原因で大人同士が言い争いをしているときに、
その場にいた子どもを守るために
博士が大きな声で言ったセリフ。
「こどもをいじめてはいかん!
子供はその小さな体で大人より大変な問題を抱えている。」
これには、ほんとうるうるですぅ
実際、大人の方が、複雑な問題を多く抱えている気はしますが、
でも、子どもたちは経験浅く、その対処法を知らなかったり、
感受性が非常に豊かなので、
大人より、大変なんです。。。。苦しむんです、その小さな体で。。。。
無条件に、子どもを守り抜く大人。。。。
こんな博士のような大人になっていきたいです