夢見る金魚のひとりごと

夢がある人、好きなこと、幸せをいっぱい感じることができる人は輝いていて素敵デス☆そんな大人になっていきたい・・・

【映画】博士の愛した数式

2007年05月27日 | 映画のこと

先日、テレビで映画「博士の愛した数式」をみました!
去年かおととしに、この小説を読んで、
とても感動し、私のお気に入りの本の1つとしています。
そして、今回映画もみて、キャスティングよし。。映像よし。。
で、大好きな映画の一つとなりました。

事故により80分しか記憶がもたない、初老の数学博士
(寺尾聰)

物事を素直に受け入れる凛とした家政婦さん
(深津絵里)

10歳になるその息子
(大人になってからは吉岡秀隆、子役の子は彼にそっくり!)

この物語は、なんて静かで、透き通っていて、
あたたかく心に優しく響くのでしょう
映画全体の空気が澄んでいます。。。。美しい。。。
マイナスイオンの映画ですよ!

数字を通して、宇宙規模の奇跡にも近い、
というか奇跡のストーリー、哲学、物事の美しい秩序
を語る教授に、私、完全に惚れてしまいました。。。

「目に見えない世界が、目に見える世界を支えている。
永遠の真実は目には見えない。心で観るんだ。」

このセリフは、ほんと哲学者のような言葉です。

そこで、気づいたのですが、
理数系の人ってロマンチストなのでは!?

私の概念の中には、

文系=頭がやわらかくロマンチスト
理系=頭がかたく、現実主義派

ってな印象を持っていたのですが、
この教授をはじめ、
私の心に響く言葉を与えてくれる人は、
理数系の人が多いかもっっ

以前勤めていた玩具会社の
フリーペーパーの特集で語っていただいた、
宇宙物理学者の方(B社の人ぉぉ、おぼてる~~?)や
私が大好きな武士道の解説をしている物理学者の方
(ファンレターをだしたらすぐに返事くれた)
などなど、感動した言葉を書くと長くなるので割愛しますが、
そんな感じで理数系万歳!!
私自身は、迷いがないくらいバリバリ硬派な文系、
そこんとこ夜露死苦!!

話を戻すと、
博士はとにかく、ロマンチストなんです。
そして、何よりも大好きなとこは、彼は子どもを慈しみます。

そして、映画の中でもっとも、私が感動した言葉。
子どもが原因で大人同士が言い争いをしているときに、
その場にいた子どもを守るために
博士が大きな声で言ったセリフ。

「こどもをいじめてはいかん!
子供はその小さな体で大人より大変な問題を抱えている。」

これには、ほんとうるうるですぅ

実際、大人の方が、複雑な問題を多く抱えている気はしますが、
でも、子どもたちは経験浅く、その対処法を知らなかったり、
感受性が非常に豊かなので、
大人より、大変なんです。。。。苦しむんです、その小さな体で。。。。

無条件に、子どもを守り抜く大人。。。。
こんな博士のような大人になっていきたいです












 


【映画】パリ ジュテーム

2007年03月05日 | 映画のこと

前記に引き続き、充実した週末の締めくくりに、
お友達マカロンちゃんと日比谷シャンテにて公開中の
映画「パリ ジュテーム」をみてきました。

マカロンちゃんはパリ時代のお友達で、
なんと生年月日がまるで一緒
パリでのおうちは5分でいける距離のご近所さんだったのです!
なので、そんなマカロンちゃんと一緒にみたことで、
ますますパリの臨場感を味わえちゃいました

パリの至る所で起きる物語が綴られている、
5分程のショートムービーが18編のオムニバス。

18編、そんなにいっぱい!?と思われるかもしれませんが、

笑いあり、涙あり、スリルあり・・・
いろんな味を楽しめる飽きの来ない、充実した2時間でした。

フランス人はもちろん、ドイツ人、アメリカ人、そして日本人ら18人の監督が
5分間という短い時間でドラマを描いています。
有名どころではコーエン監督なんかもいます。

知ってる風景がいっぱいで、パリの雰囲気をたっぷりと味わえました。
あ~~、パリに行きたくなってきた~~~

18編の中の私のお気に入りは、、、、

アメリカから観光に来た独り身のおばちゃんの物語。
(英語訛りのフランス語が最高!)

パントマイムの物語。
(リトルブリテンの俳優さんが主演よ!)

盲目の彼と女優志望の彼女の物語。
(ナタリー・ポートマンが彼女役、5分の間で凝縮されている物語がすごい!)

パリに行ったことがある人はもちろん!
行ったこともない人もパリの薫りを堪能できる必見の映画です。
必ずパリが好きになります

 

 

 



 


【映画】プラダを着た悪魔

2006年12月10日 | 映画のこと

ひさしぶりに映画をみてきました。

プラダを着た悪魔

勝手に、
今年は邦画!!!
というスローガンを掲げていた手前(自分の中だけでね)、
そのジャポニズムマイブームに反する!と思ったけど、
どうしても見たかったのデス。

南町田グランベリーモールにある映画館にて、
キャサリンと一緒に♪
新しめの映画館で今回初利用。

感想。

可愛いぃぃぃ。
元気をもらえるビタミン映画。
アン・ハサウェイの顔半分の目が印象に残りました。

基本的に女性が成長していくお話は大好きです。

仕事についても考えさせられました。
自分のポリシーをしっかり持って仕事をすること、
仕事を一生懸命にしている女性はほんとに魅力的☆

あと、
服装、お化粧にもちゃんと気を使って行こう、
だって私、女の子ダモンッって思わさせていただきました。







 


【映画】ヨコハマメリー

2006年05月15日 | 映画のこと

映画「ヨコハマメリー

歌舞伎役者のように顔を白く塗り、貴族のようなドレスに
身を包んだ老婆が、ひっそりと横浜の街角に立っていた。
本名も年齢も明かさず、戦後50年間、
娼婦としての生き方を貫いたひとりの女。
かつて絶世の美人娼婦として名を馳せた、
その気品ある立ち振る舞いは、いつしか横浜の
街の風景の一部ともなっていた。
”ハマのメリーさん”人々は彼女をそう呼んだ。
(プログラムより抜粋)

感想。

真っ白いお婆さんのドキュメンタリー映画。
戦後の横浜を追うことのできる映画。
深みがあって、心が温かくなる素敵な映画でした。

人生って素晴らしい☆

私、金魚は、明治、大正、昭和初期生まれの人を
無条件に尊敬してしまいます。
戦争、その後の混乱期を過ごした人々。

「生きるということ」を身をもって感じた人々の
生き方は強くてまっすぐで、かっこいい。

媚びることなく、見栄をはることなく、
自分に正直に人生を踏みしめていく。

重み、深みのある人生。

自分は幸運にも、恵まれた時代、場所に生まれました。
そういった人々がつくってきた土台の上にいることを
意識し、感謝し、維持し、大事に生きていきたいと思います。








 


【映画】THE有頂天ホテル

2006年03月27日 | 映画のこと

「かもめ食堂」より以前に、見にいきました。

感想。

個性的な人物がたっくさん登場。
それぞれがしっかり活きていて、
最初から最後まで飽きさせない映画だったと思います。
声を出して爆笑しちゃいました。
映画館でみると、鑑賞者が一体となって笑い、
ますます可笑しくなっちゃいます、きっと。
幸せ感じます☆
劇中で歌うYOUの歌声が可愛くて好き。
英語の歌が似合うなぁ~って思いました。

日本映画全般に関して。

金魚はここ最近よく日本映画をみる。

パリに暮らしていた頃(2004-2005)、
映画をたくさん見ました。
パリは映画館が至る所にあり、
価格もお手頃(勤務先の特典で
5euro=約700円の共通券が買えた)
だったので、頻繁にみることができました。

でも、やっぱりフランス語もしくは仏語字幕・・・。
疲れてしまうので、日本映画が上映されていたら、
率先してみに行ってました。
フランスで公開されていて見に行った映画は、
ハウルの動く城」「誰も知らない
ジャングル大帝レオ」!?、
大大大好きになった「茶の味」(おすすめ!!!)
日本が舞台のアメリカ映画「ロストイントランスレーション
木村拓也出演の香港映画「2046

最初はもちろん自分が映画の鑑賞を楽しむために行っていたけれど、
次第に
フランス人が日本をみてどう反応してくれるのか、という期待と不安。
劇中まわりをキョロキョロ。
(まるでアメリのように♪でも、ただの不審者・・・)
フランス人の友だちに日本を知ってもらいたいという希望。
(見終わったあとは、どれだけ日本が優れているか、
延々とあまり根拠のない自慢(国慢)!?)
そんな気持ちで映画を楽しんでいました♪

どんどん素敵な映画が海外に出て、
世界中の人に日本のことを理解してもらえたらな~って思います。
そして自分もこれからも
日本のことを理解し考えていきたいなっって思います。

だから金魚は、しばらくは日本映画を見続けまっす♪








【映画】かもめ食堂

2006年03月20日 | 映画のこと

公開前から気になっていた映画。
「かもめ食堂」
http://www.kamome-movie.com/
行ってきましたぁ~~♪

小林聡美扮する女性が、フィンランドで食堂をオープン、
そこに日本から様々な理由でやってきた
片桐はいり や もたいまさこ 扮する不思議な訪問者や
のんびりおだやかなフィンランドの人々が繰り広げる
ゆるやかな日常。


感想。

全てがつぼです。
最初から最後まで。
女優さんから、でてくる小物やファッション。
そしてヘルシンキの街。
全てが可愛い~~~。
乙女心がきゅんきゅん☆につまった作品だと思います。

笑いも大いにあり、何度も声を出して笑っちゃいました。
女優さんたちの存在感。
そこにいるだけで可笑しいんです。
真の女優のパワー☆を感じました。

そして、日本人とヘルシンキの人々とのコミュニケーション。

日本好きで心優しいちょっとおたくな青年や、
小林聡美を「子ども大人」(日本人は外見ほんと若い!)というマダム達や、
言葉はわからなくても雰囲気で理解しあうことや、
金魚がパリに住んで経験したことも満載で
ほんと楽しかったです♪

見終わったあとに、幸せな気持ちで満たされる
心温まる優しい映画です。
必見!!








【映画】ALWAYS 三丁目の夕日

2006年01月23日 | 映画のこと

ずっと気になっていた映画。
「ALWAYS 三丁目の夕日」。
昭和33年の東京が舞台になっている映画です。
私の両親の子ども時代のお話。
先日、母の子ども時代のアルバムをみてから、
この映画を母親にプレゼントしたくて、本日、行ってきました。
評判が良くて1週間延長になってました。
ラッキー☆ぎりぎり飛び込みセーフ。

感想。

見て良かった!心があたたかくなりました!!
始まり5分頃(早っ)から最後まで涙ながれっぱなし☆
私は泣きすぎだけど、母も最後は泣いてましたよ~。
内容はネタばれしてしまうので、あまり書きませんが、
私のつぼでもある「人情味」あふれる優しい映画でした。

テレビも冷蔵庫も洗濯機も、
まだ当たり前にない時代。
人々は貧乏だけど、未来への夢と希望がいっぱいあって、
人と人とのコミュニケーションがあって、
きらきら☆してました。

母は、子どもたちが空き地でフラフープをしているシーンや
町の中を野良犬がうろちょろしているシーンや、
町内こぞって、ある家族が購入したテレビをみるシーンで
感嘆の声をもらしていました。
クールな金魚母にはめずらしいことです。
ちなみに彼女が一番好きなシーンはクリスマスのシーンだそうだ。

レトロ好きな金魚は、
小物にも注目。
もたいこまさこ演じるタバコ屋のおばちゃんが、
赤いアロハに、
赤電話や丸い金魚鉢と赤い金魚がある売店で
ガラス瓶のコーラ飲むシーンがほんと可愛かった☆
昭和の看板たちのフォントも大好きぃぃぃ。

今度、東郷神社の蚤の市にいって昭和レトロ小物を探しにいこ~~っと♪







 


私のにっぽん~寅さん~

2005年11月06日 | 映画のこと

昨夜、映画「男はつらいよ」をみた。副題「寅次郎夕焼け小焼け」。

幼少の頃、スイスに住んでいた私。
なぜだか、ときどき寅さんがスイスで上映されていて、
よく父に連れられていった。
もしくは、おばあちゃんがビデオで送ってきてくれたりで、家族でみた。

日本各地をてんてんと旅する的屋の寅ちゃん。
そしてふらっと、東京・葛飾柴又の団子屋「とらや」に帰ってくる。
そこで繰り広げられる大騒ぎ。けんかしたり、泣いたり、笑ったり。
人情味あふれる人々。昭和の日本が生き生きとそこにある。

物心つく前にスイスに来た私は、これが日本なんだと思っていた。
寅さんと一緒にのれんをくぐり、とらやの家族に迎えられていた。
今も、そう。私の理想の日本はここにある。

家族で寅さんをみて、笑ったり、感動したり。これが至福のとき★

余談ですが、数年後ウィーンに父の転勤で住むことになり、
なんと、なんと!!!その時。寅さんがウィーンに来たのです。
第41作「寅次郎心の旅路」マドンナ:竹下景子。
運命の人だと思った(笑)。ちなみに、寅さん48作中海外にでるのは、
これが初めて!!ウィーンとユフイーン(由布院)をまちがえて来ちゃうんだけど・・・。
あと、あまりふれたくないけど、渥美清さんが逝去されたとき、
泣きすぎて腰をぬかし、ずっと寝込んだ19歳の夏。
いろんな意味で、渋いでしょ?