現在、鉄道輸送を担うのは一部のタンク車(タ)などを除いてコンテナ車(コ)一辺倒になってしまいましたが・・・。
昔の貨車というとまず真っ黒の車体で屋根がついてるかどうかで有蓋車(ワ)と無蓋車(ト)に大別され、さらに積む貨物の種類によってさまざまな形があり、車種・用途ごとに記号がつけられていました。
たとえば、カ=家畜車、ツ=通風車、レ=冷蔵車、ホ=ホッパー車、ナ=活魚車、シ=大物車、チ=長物車、セ=石炭車、ポ=陶器車・・・。
御覧のように、貨物の種類が容易に連想できるカタカナ記号も多かったようです。
これに加えて、積載量の多寡によっても記号が定められており、これが傑作で軽い方から「(記号なし)」「ム」「ラ」「サ」「キ」となります。
小さめの無蓋車は「トム」や「トラ」、一番ポピュラーだった有蓋車が「ワム」、コンテナ車はたいてい「コキ」です。
貨車が好きだというのには、この記号の面白みも多分に含まれているような気がします。乗っている列車が駅に近づいてスピードがだんだん落ちていき隣りの待避線にいる貨物列車の横腹の記号を何を運んでいるのか想像しながら眺めたものです。
Photo by H.Arakawa
昔の貨車というとまず真っ黒の車体で屋根がついてるかどうかで有蓋車(ワ)と無蓋車(ト)に大別され、さらに積む貨物の種類によってさまざまな形があり、車種・用途ごとに記号がつけられていました。
たとえば、カ=家畜車、ツ=通風車、レ=冷蔵車、ホ=ホッパー車、ナ=活魚車、シ=大物車、チ=長物車、セ=石炭車、ポ=陶器車・・・。
御覧のように、貨物の種類が容易に連想できるカタカナ記号も多かったようです。
これに加えて、積載量の多寡によっても記号が定められており、これが傑作で軽い方から「(記号なし)」「ム」「ラ」「サ」「キ」となります。
小さめの無蓋車は「トム」や「トラ」、一番ポピュラーだった有蓋車が「ワム」、コンテナ車はたいてい「コキ」です。
貨車が好きだというのには、この記号の面白みも多分に含まれているような気がします。乗っている列車が駅に近づいてスピードがだんだん落ちていき隣りの待避線にいる貨物列車の横腹の記号を何を運んでいるのか想像しながら眺めたものです。
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