夏用マスクの生地に使用

「リネン素材」

リネンの発祥は紀元前８０００年頃とされており、人類最古の繊維ともいわれるほど古くから使用されていたそうです。

麻とは植物から作られる繊維の総称のことで亜麻科フラックスが原料であるリネンも麻の一種です。

ラミー、ジュート、ヘンプなども同じ麻の種類です。
リネン素材は、ほかの天然素材と比べると、吸収力や発散性にとても優れた素材です。

綿に比べて４倍の吸収力があり、吸い取った水分をすぐに発散してくれるので、カビや雑菌の繁殖を防ぎ、嫌な臭いも抑制してくれます。
リネンの繊維に含まれるペクチンには汚れを染み込みにくくする性質があるために、繊維自体に天然の抗菌性があるといわれています。
汚れがついても落ちやすく、また繊維の毛羽が付着しにくいことから衛生的です。

そして、天然素材の中で最も強靭な素材と言われており、
水に濡れると強度が増す特性を持っているので，生地の負担がかかりがちな洗濯でさえ気兼ねなくできます。
洗うごとに柔らかさが増し、より肌なじみの良い風合いになってくるのも大きな魅力です。


さらっと快適で優しい肌さわりですので、暑い季節にマスクが顔に密着して湿気たりするのが苦手という方にも、リネン素材なら不快さを軽減してくれそうです。

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