ハプニング

高速バスに乗っていて遭遇したハプニング。

夜中１２時ちょっとまわった頃、すでに消灯されており、足元の明かりだけの車内は暗くて。
ぐっすりとは眠れないけど、うつらうつらしていたら、突然

「バタン！」

と何かが倒れた音がして目が覚めた。
何の音だか分からないまま、周囲を見回したら、脇の通路に人が倒れていた。
暗さと揺れで転んだんだな、って思ったんだけど、なんだか様子がヘン。
周囲の人達も同じように感じたようで、一斉に「大丈夫ですか？」って声をかけながら体を揺さ振って。
倒れた時に眼鏡のレンズで切ったらしく、額からは流血していて。
自分が倒れた事を理解出来ていなかったりもして。
慌ててバスの人に知らせに行ったら、次のＰＡにバスを緊急停車させて、救急車を呼ぶことに。

グループ旅行中のおじいさんで、徐々に落ちついてはきたらしく、もう大丈夫だと言ってたけど、バス会社的にはこのままでは運行できないと、倒れたおじいさんとその奥さんが途中下車して、救急車で病院に運ばれて行きました。
私からは見えなかったんだけど、なんかパトカーも来てたらしいよ。

どうやら特に問題はなかったらしい事を、バスを下車した際にメンバーの人が話しているのが聞こえてきたので、ちょっとホッとしたけど。
すごくびっくりした！