詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

風に罪はない。

2023-04-01 10:49:11 | 千駄記

風は今、吹いているのだから

思い切って飛んでみたらいい

高く飛べるか

低く飛べるか

あとは風次第だ

一生懸命やっているんだもの

なんつってー。

 

4/1(土)春うらら。

 

エイプリルフール。四月馬鹿。

ボクにとっては「365日のエイプリルフール」ですけど何か?

最近の世の中では企業や有名人がエイプリルフールの

風習に従ったら炎上するわね。

「吐いて良い嘘といけない噓もわからんのか!」なんてさ。

世知辛いよ。

 

昨日でしたか、WBCの栗山監督が自宅のある栗山町に帰って

ジャージに長靴で登場・・・WBCここに極まれりって感じ。

 

運転しながらAKB48の「365日の紙飛行機」という曲を

聴いてるんですが・・・いまさらかよ!

2015年に流行った曲だそうです。ありふれた綺麗な曲です。

聴きながら歌詞に問題あるよなって思っちゃう。

サビの部分がコレ↓

 

人生は紙飛行機 風に乗せて飛んでいくよ 

風の中を力の限り ただ進むだけ

その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか

それが一番大切なんだ さあ心のままに 365日

 

私の父が生きていたら「人生が紙飛行機じゃしょうがねぇだんべ」と

叱るでしょう。紙飛行機の動力は風ですから、風の中を力の限り進む

ことはできないのです。距離を競うのも、どう飛ぶかも、どこを飛ぶかも

風任せなのに「それが一番大切なんだ」と言われてもね。

この歌詞はつまり「人生は運」だと諭しているのです。

屁理屈とは思いますが歌詞はもっと大切に書いてほしいわ。

   

さあ心のままに 365日。

 

 

おしまい。

 

 

 


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