詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

探蝶の巻

2024-06-24 12:23:41 | 千駄記

ベニシジミですって。

あれ、ベニシジミですよね?と蝶マニア風のカメラマンに訊かれる。

「ああ、そうですねぇ」と知ったかぶる!

コミスジ・・だと思う。コレは帰宅後調べてみた。

カタツムリ。へえ、イマドキ珍しい。カタツムリって虫?

調べると陸貝という巻貝の仲間・・確かに虫じゃないよね。

 

蝶や巻貝が嫌いな方には申し訳ない画像です。

 

6/24(月)晴

 

今日は猛暑。

 

梅雨入り後の週末、天気予報とにらめっこしつつ。

土曜日、気分を変えたくて関越道を北上。里山で探蝶を目論む。

探蝶といっても蝶類に関してはほぼ知識なし。

国蝶と言われているオオムラサキを撮影したかったのです。

無謀ですね。知識ゼロなんですから。

山梨県に多く生息するとは聞くものの、当てもなく

山梨県をさまよう元気はないのです。

ボクは東京の奥座敷、つまり端っこに住んでいるので

1時間も走れば里山に着きます。

 

何かいそうな雰囲気の森というより林です。

野鳥撮影は鳥よりカメラマンを探せと、言います。

虫も同じだろうとカメラを持った方にきちっと、おはようございます!と言う。

先方は驚きつつも挨拶を返してきて、途端に親しくなりますよ。

ボクはあんまり喋れないけれども、情報を得る。

抜け駆けすると何かとうるさいのでアルバイト中の妹にLINEする。

オオムラサキを発見できたぞと。アルバイトが終わったら

カメラもって電車で行くから駅で迎えろ・・と言われる。

12:30に駅で合流して山へ連れてゆくも、良い画は撮れず。

「明日は雨だしな」とぼやきつつ帰りに両親の墓参りをして帰宅。

日曜日。一日雨だな、と妹からLINEが来る。ボクのウェザーニュースだと

現地はそうでもないぞと返信し、同じ場所へ行ってみることにする。

仲の良い兄妹とお思いでしょうがお互い孤独なだけです。

ランチを食べた喫茶店。感じのいい奥さんがいる昔ながら過ぎる店。

ボクは生姜焼き定食。妹には大盛りのナポリタンが来て

「食べきれなかったら男の人に食べてもらって」と言われている。

美味い美味いと妹は平らげてしまった。

感じのいい奥さんに「ひと口もくれなかったよー」と言うと

奥さんは歓んでいた。

 

小雨がたまに降る程度の探蝶。

ついにオオムラサキならではの画像。オス!

 

 

おしまい。