詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

故人の携帯電話解約の巻

2020-10-28 13:46:59 | 千駄記


今日は曇り。週末まで天気はもつとか。
すっごく、どんより気分なのは変わりません。

4月に父を亡くしたわけですが
私の担当で特に面倒だったのは携帯電話の解約。
親が死にそうだと思ったら解約しといた方がいいですよ。
つい後回しになっちゃって、口座も止まってるし。

すると「払込取扱票」が届くようになる。
コンビニなどで払えと言うわけです。死んでんのに。
解約しようにもネットじゃ要領を得ない。
で、どうにか電話番号を見つけ出して
持ち主が死んだんだよと告げる。

解約書類を送るのでSIMカードと一緒に返送しろと言う。
SIMカードったって、死んだ人の携帯電話を探すのも一苦労。
書類を書いて返送すると「死んだ証拠の書類が入ってない」と
返送されてきた。そんな書類を送れとは書いてなかったと記憶。
持ち主は既に死んでるし、しかも「解約」なんだから
生きていようが、死んでようが、関係ねーだろうが!
と、思ったのだがここは落ち着いて、死んだ証拠の書類を送る。
で、手続きが終ったと思ったら、また払込取扱票が届いた。

解約手続したよね?と、妹が今回も私を脅し、責め立ててくる。

問い合わせなきゃ!電話番号を探すもどこにも書いてない。
請求書のQRコードを読み取ったところでラチあかず。
どうにかオペレータと繋がる電話番号を探し出し電話する。
今度は自動音声が、電話番号入力しろとか、暗証番号入力しろとか。
故人の暗証番号なんか知らないよ。

結局オペレータとつながったのは40分後。
契約の確認とかで、いろいろ質問を受ける。これ不愉快。
それまでに、さんざん電話機で入力してるんですから。

やっと「死んで解約したのに請求書来たよ」と告げると、また待たされた挙句に

「確かにお手続きされています。お手数ですが請求書は破ってください」
ですと。
天下のSバンクが詐欺未遂だよ。
馬鹿正直な人ならまた、コンビニとかで¥1.964を払っちゃうよ。
危うく詐欺に引っかかるところでした。


おしまい。