詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

「月の砂漠」にあらず<沙漠>。

2020-10-19 12:17:03 | 千駄記


どんよりとした月曜日です。
気分もどんよりですがどんよりばかりもしていられません。
午後からはまた、北関東へトラックを出します。
荷崩れの心配があるので慎重に運転しないといけない
モノを積んでゆきます。

土曜日、帰宅しますと「短歌往来」11月号が届いていました。
私の数少ない購読雑誌のひとつです。
依田仁美氏の「評論月評」を読んだのち、いくつかの文章を読み
パラパラ捲り、知っている方の作品が載っていますと目を止める。
という読者です。
「へぇー、寒野さんが載ってら」・・そう寒野沙也さんの
作品と小文がありました。「未来」所属の歌人です。
どれどれ・・・「おっ、私のうたが抽かれとる!」と目がテンです。
ありがたいことです。無名の歌人のうたに注目するとは
寒野さんはタダものじゃありませんね。どうもありがとうございます。
このうたは「晴詠」7号の一首です。あんな個人誌を見てもらって
「これ、引用してやろう」と思ってくれたんですねぇ。
御礼の葉書認めましたがこの場でもお礼を申し上げます。

*ちなみに私のうたの「月の砂漠」は私の誤りでして、
原典は「月の沙漠」です。これは先日の短歌教室で
生徒さんから指摘されて知ったことでした。


ついでに宣伝です。
「短歌往来」には「新・自然を詠む・撮る・描く」というコーナーがあります。
オリジナリティあふれてますね。
毎月、歌人がまさに自然を詠み、撮り、描くわけです。
歌人ですから短歌はお手の物。写真も今やスマホでそこそこきれいに撮れる。
だけど、絵だけは簡単にちょこちょこっとというわけにはいきますまい。
私はいつも絵を見て、「一生懸命描いたんだろうな」と胸を打たれてます。
12月号ではなんと!私の短歌16首と写真4枚と絵が1枚掲載されます。
写真はモノクロなので「晴詠」8号でそのカラー版を掲載するつもりです。
この転載については佐佐木頼綱編集長の許可を頂きました。

私がお手伝いしている文芸同人誌「糸車」創刊号の編集も大詰めです。
今日あたり校正してもらったゲラがわが家に届くはずです。
その通り修正してもう一度確認してもらったら印刷に出す段取りです。



おしまい。