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詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

カーマイケルもしくはミセスカーマイケル

2019-01-18 20:37:50 | 詩歌探究社「蓮」情報


連日よく晴れている東京です。
工場を仕舞うとき月があまりに
キレイだったのでクルマのウィンドウを
開けて撮ってみました。
数日もすれば満月になるのでしょう。

「短歌往来」と「短歌研究」の2月号が
届きました。往来を捲っていて・・
心の花の小紋潤さんの訃報を読みました。
お目に掛かったのもお話ししたのも
十年程前に一度だけ。
その晩のことは田島邦彦の思い出とともに
しっかりと記憶しています。
「晴詠」に連載中の「田島邦彦百首鑑賞」で
触れることもあるはずです。

かつて発行していた同人誌「蓮」で小紋さんの
作品を紹介したことがありました。



結社「心の花」の歌人の合同歌集『男魂歌』を特集したのです。
「蓮」Vol.9(2017.3)のことです。
小紋さんは雁書館を設立し、編集長を務めました。
2016年発行の歌集『蜜の大地』で第15回前川佐美雄賞、第10回日本一行詩大賞、
第14回筑紫歌壇賞を受賞しました。
『蜜の大地』は今のところぼくがお金を出して買った
現代歌人の最後の歌集です。

人生の半ばを過ぎてぬばたまのカーマイケルを思ふことあり  小紋潤




「晴詠」2号をチラ見せ。

2019-01-11 12:05:25 | 詩歌探究社「蓮」情報


「晴詠」2号は12月初旬に300冊ほど発送し
戻ってきたのが6冊程度。私の住所確認不足です。
全24頁総天然色です。
4コマタンカというバカな試みも
少しはウケたようです。その一つが今回掲げたものです。
この「巻」のストーリーは一昨年のモノです。
今となっては懐かしい。
「結社への手紙」という小文を掲載しましたが
こちらへの反響も少しはありました。
「田島邦彦百首鑑賞」も
田島さんと長いお付き合いだった歌人から
「よく書けている。いつか一冊にまとめるように」
とのお言葉を頂戴しました。
「晴詠」3号を編集中です。
3号は総天然色全32頁となります。
で、価格提示もやめまして「非売品」とします。
私にはとてもじゃないけど購読者の管理はできません。
読んでくださる方にお渡しするスタイルで
これからも続けたいと思います。







あけましておめでとうございます

2019-01-01 00:09:18 | 詩歌探究社「蓮」情報



街を飛ぶアフリカペンギンは平和からの脱出ゆめにも思わざらん


あけましておめでとうございます。

「晴詠」をわが舞台として独自の道を
歩んでゆくつもりです。
本年もどうぞよろしくお願いします。


この世からおさらばするをペンギンの飛ぶに重ねてシャッターを切る

今年もお世話になりました。

2018-12-31 17:57:16 | 詩歌探究社「蓮」情報

↑ぼくではありません。


今年も一年お世話になりました。
実際このブログを担当したのは
10月からですけれども、それなりに
楽しく出来ました。

来年こそは良い年でありますように。
では6時間後にまたお会いしましょう。




元気なうちに

2018-12-27 12:51:45 | 詩歌探究社「蓮」情報



夜明けとともに出発していま戻りました。
仕事の話です。10:00からの打ち合わせに
遅れぬようにと朝の渋滞を怖れたわけですが
結局途中のパーキングエリアで時間をつぶす羽目に。

今日は比較的暖かく天気の無駄遣いです。
休みになってから好天が続けば良いのに。
普段より一時間早起きしただけなのに眠い。
本日は12/27です。愈愈今年も終わります。

昨日、「蓮」誌でご一緒した前川博氏からハガキを拝受。
前川さんは「開放区」時代の大先輩でもあります。
1960年代、寺山修司の「牧羊神」に参加していて
寺山の企画展などでは寺山からの
「水葬物語用済みなら返却ください」という
前川さん宛のハガキが展示されたりします。
岸上大作の「ぼくのためのノート」にも
「前川さんに会いたかった」と書かれている生き証人です。
そんな前川さんから
「晴詠」2号は面白かった。
総合誌なんかよりずっと面白い
(ここ20年くらい総合誌は見ていませんけれど)との
ハガキが来たのです。
また、話したいことがたくさんあるとも。

ぼくも前川さんもどうにか元気なうちに
お会いしたいと思ったことです。



飛ぶものはかっこういい

2018-12-23 18:11:42 | 詩歌探究社「蓮」情報


飛ぶものはかっこういい



飛ぶものはうつくしい



飛ぶものは



飛べるものが憎い



飛ぶものはきれい。

2018-12-23 17:43:48 | 詩歌探究社「蓮」情報


世間も私も昨日から三連休です。
昨日は午前中、森鷗外記念館を取材してきました。
企画展は「鷗外の うた日記」です。
ぼくは鷗外記念館のすぐそばにある高校に
通っていましたので「鷗外図書館」の方が
なじみ深いです。だいぶんきれいになって
立派な記念館になってました。
この模様は「晴詠」3号で少し紹介します。
午後からは水辺の葦原にいました。
ポツリポツリ程度の雨に降られました。

そのまんま関東を脱出して日本海側に向かいました。
北陸道のSAで仮眠をとって本日の夜明けとともに
こんどは池に向かいます。
初めていく場所で7:00~13:00までほとんど
じーっとしてました。
水鳥が沢山いました。
鴨や雁の仲間や白鳥などです。
オオタカやノスリは見かけましたがお目当ての鳥は
現れず。三重県ナンバーの方は
「昨日は結構出たんだよ」と教えてくれました。
時間があったらまた出かけたいものです。

最近の天気予報は正確で予報通り
現地は午後から雨がぱらつきましたわ。







写真詩集 森の日 糸田ともよ

2018-12-19 19:23:56 | 詩歌探究社「蓮」情報

Petit livre [2]
写真詩集 森の日  写真・詩 糸田ともよ
編集・発行人 糸田ともよ


早めに帰宅しました。
本日も何通かのお手紙と
幾冊かの歌集を戴きました。

その中に糸田ともよさんからの
封書があります。封筒の中に
四角い小さなもの
手触りでわかります。
付箋かな。
と思いつつ開きますと豆本でした。
洒落ている。

豆本と言っても小さすぎるモノは
読めないのですが この写真集は
見事な写真と詩が詰まっていて
鑑賞できるものです。

写真は少女の頃を思い出しながら
四季の森を歩いて撮影したものだそうです。
詩の才能はいまさら言うまでもありません。
感動した!

*糸田さんのブログ「夜光席」をいま覗きましたところ
もっと詳しい記事がありました。コチラへどうぞ。
 http://melharp.asablo.jp/blog/


*糸田ともよさんは現代短歌「舟」に
所属する歌人でもあります。

十月会例会

2018-12-12 22:24:16 | 詩歌探究社「蓮」情報



今夜は「十月会」の例会でした。

久保田登、山本登志枝両氏による
「十月会レポート」148号の合評会で
出席者は30名前後でした。
ぼくのうたは

腐(くた)しつつありし工場は梅雨明けとともにみるみる蘇りたり

など3首を取り上げていただきました。

もっとドカンと爆発的な一首をモノにしたいものです。
クルマで行ったので例会後の飲み会には参加できず
とっとと帰ってきてしまいましたが、いつかは
先輩方とゆっくり
短歌の話をしたいものです。



晴詠2号!

2018-12-08 20:18:26 | 詩歌探究社「蓮」情報


晴詠2号お手元に届き始めたようです。

出荷は先週の土曜日でした。
今朝、いつもご連絡いただける大熊俊夫(星雲)さんから
到着したとのメールを頂戴しました。
また、地元でお世話になっている奥村晃作さんが
昨夜ツイッターに数首抽いてくださっていました。
お二方とも都内にお住まいですので
都内近郊には到着したのかもしれません。

いくら健脚とはいえ飛脚は少し時間がかかるようです。
やっぱりクルマを使わないとなぁ。
お届けに期日があるものではありませんけれども、
発行日は2019年1月15日です。
ただし、配達に向けて走っているのかどうかは不安でした。

メインは「無頼平野」34首です。
ぼくの個人的なオススメは4コマタンカです。





「晴詠」2号発送しました

2018-12-03 09:57:42 | 詩歌探究社「蓮」情報



先週末にぼくの留守の間に飛脚が
引き取ってくれたようでぼちぼち配達されるようです。

第3号のこともうつらうつらと考えています。
同人誌「蓮」のころに好評だった「詩歌探究館」を
復活させようと思っています。
昨日までの放浪はその取材のためでもありました。

現在の歌壇に興味を持てない私は古きを
訪ねてゆこうというわけです。
喧々諤々と声高にギロンするのには少々疲れてしまいました。

短歌の世界で「基本的歌権(かけん)」 なんていう語が
注目されていることくらいは知っています。 が
沢尻エリカではないけれど
別に・・
って感じなのです。例えがまた古すぎますね。
もう十年も前のことだってこれ。
徒競走で順位をつけない、みんなが一番!的な
ことかな?「基本的歌権(かけん)」 って。

昭和生まれの明治男には理解不能なのです。




「晴詠」2号発送準備中です

2018-11-29 20:56:27 | 詩歌探究社「蓮」情報

「開放区」創刊号から98号まで



本日、発注していた封筒が届き
宛名のタックシールを貼り
封筒に入れる作業を始めた。

黙々と作業しながら宛名を見ると
しばらくお目にかかっていない方や
未だにお会いしたことのない方も
大勢いらっしゃる。
謹呈名簿は見直したつもりだが明らかに
入力漏れした方が何名か判明した。

冊子を入れて封をする。
冊子を入れて封をする。
冊子を入れて封をする。

それをひとりで繰り返しながらふと
田島邦彦を思い出した。
田島さんは「開放区」という同人誌を
30年間に亘り98号まで発行し続けた鉄人であった。

ぼくは晩年、校正や謹呈名簿作り、タックシールの
印刷などを手伝ってはいたが発送作業は
田島さん一人でやっていた。
後年、奥様に伺ったところによると
手伝おうとしても手伝わせなかったという。

封筒詰めが終った開放区を
自転車の前カゴに入るだけ入れて
郵便局に向かう姿を見送ったこともある。
何回も往復したのだろう。
文学少年が同人誌を配るような
そんな気持で最後まで同人誌活動を
全うされたのだろう。

最終号となった98号こそ
福島久男さんとぼくとが
中心となって編集したがその発送は
同人の何人かにぼくの家に来てもらって
手分けして行なった。
いまはみんなバラバラになってしまったが
なんだか学生時代の文化祭みたいで楽しかった。

週が明けたら「晴詠」2号を発送したい
と思っている。






日本短歌総研忘年会(学士会館にて)

2018-11-28 13:00:19 | 詩歌探究社「蓮」情報



昨夜は日本短歌総研の顔合わせ&忘年会でした。
うちからは都営三田線一本で行けるので楽です。
数か月前なら歌集を携えて電車に乗ったものですが
地下鉄内で読んでいたのは『トキの島の野鳥 佐渡島鳥類目録』。
日本野鳥の会佐渡支部が纏めた力作資料集です。
欲を言えば一週間くらい渡っていたい島です。

全員参加とはなりませんでしたが現在進行中の
書籍の版元も交え経過報告と今後の予定を話し合いました。
紹興酒を飲み過ぎましたがほろ酔い程度で済みました。
しっかしすっかり酒にも弱くなってすぐに眠くなってしまう。
昔は飲むほどに目が冴えたものでしたが情けないことです。
AずささんやYださんから食べきれないものが回ってくるので
またもや食べ過ぎました。



「晴詠」封筒発注しました。

2018-11-21 17:29:26 | 詩歌探究社「蓮」情報



既報の通り2号は完成しているのですが
送付方法が決まらなかったので封筒も
デザインできなかったのです。

弊社担当の飛脚に相談すると持っていきますよ
ってんで、飛脚に頼むことにしました。

早速「晴詠」2号発送用の封筒をデザインして
本日発注しました。印刷屋さんはいままで
頼んでいたところでさっそくPDFが来ました。

A5版の冊子を送るには角5か角6の定形外に
なります。従来は角5を使っていましたが
ちょっとブカブカだったので
今回から角6にしてみました。

謹呈数は約350です。手渡し分などを含めてです。
タックシールも本日発注しました。
お金ばかりかかりますが歌人として
やるべきことですから、必要な出費ですね。

2号は環境も変わりましたので実質的な創刊号です。
お手元に届いた際にはパラパラっとでも
開いてほしいと願うばかりです。



天気のよい週末

2018-11-17 10:29:45 | 詩歌探究社「蓮」情報


季節外れだが鮎の絵を描いた。
昔は釣り好きだったが鮎釣りは特殊なので
やったことがない。
北関東の方面には「やな」というものがある。
ほかの地方にもあるのでしょうが。
観光やなというものでそこを訪れると
鮎をたくさん食べさせてくれる。
食べてしまって申し訳ないけれども
ぼくは鮎が大好きだ。

今日は短歌教室の日。ご高齢の方ばかりなので
体調を崩された方などで欠席の連絡もちらほら。

今日は会場の荻窪まで電車で行く。あらためて
調べてみると一時間ほどかかるようだ。
天気もいいし電車で本を広げるのも悪くはない。

ぼくは一日にいくつもの予定を入れられないタイプ。
13:00からの短歌教室が朝から気になって仕方ない。
気を鎮めるために工場へきて手紙を一通したためた。

明日はなにをしようか。鳥を探そうか。
「晴詠」2号の謹呈及び発送方法の検討をしようか。
そうそう最近は年賀状を印刷してくれる会社が
宛名まで印刷してくれるらしい。その手もアリだな。

天気がよければやっぱり外の空気を吸いに行こう。