日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。
桜の木の皮のことは
ずっと気になっていました。
以前住んでいた借家の天井の
飾りの丸木が
桜の木肌だったこと。
今、家で使っている茶筒が
桜の木の肌だからです。
ですので
桜の枝が落ちていたら
必ずひろっています。
今日、はじめて
ナイフで皮を剥がしてみました。
杉の木の皮が
とても有効な防水機能があるように
桜の木の皮も
きっと何か
重要な役割があるのだろうな、と思います。
調べてみようと思います。
昨日、
無事に誕生日を迎えて
ひとつ、歳をとりました。
その「ひとつ」の歳が
なんだかとても
ありがたくて
うれしかった。
とてもパワーの含んだイチという数字。
誕生日って
歳というパワーを
いただく日なんだなぁ、と
思いました。
(写真は
数年前の台風で
真ん中の杉が倒れてしまい
「間」のある風景です)
これらの薪は
Hさんが作ったもの。
私はこの薪に
とても感動する。
力のある薪。
根性のある薪。
意志のある薪。
神が宿った薪。
彼の仕事はいつだってすごい。
四ヶ所ある田んぼも
広い畑も
山の急斜面に植えた杉も、
全部全て一人でこなす。
夕方になると
彼の家の煙突から
白い煙が立ち昇る。
薪で焚いたお湯は
きっと
やさしく
滋養のあるお風呂になる。
だから
彼は
まもられていると思う。
藤の種。
先日のブログで
黒と書きましたが
ただの黒色ではありませんでした。
写真のような色で
焦茶色です。
もしも絵の具で描くならば
きっと
黒を塗ってから
上から茶色をのせるように
思います。
この種を土に植えたら
どんな芽が出てくるのでしょうか。
藤は左巻きとのこと。
そして
ヘビのように木にのぼる。
藤のさやと種です。
さやは
とてもとても硬く丈夫で、
やさしい産毛に覆われています。
しっかりと種を守っているのだなぁと思います。
種は黒くつややかで
まんまるで
このひとつの種が
木に絡まりながら登る藤になることは
想像しにくいです。
「草木で染める」村上道太郎著
によれば
藤つるの繊維は
縄文時代から織られていたそうで
藤布と呼ぶそうです。
藤には山の霊が宿っていると
信じられていたそうです。
山には
藤があちらこちらに生えていますが
その存在を意識するのは
さやと種が落ちている寒い時期と
花が咲く春です。
いつか
その繊維で織物を
そして
染め物もしてみたいです。