「テレビ東京の人気番組の中身がダイジェスト版に」
著者/村上 龍 出版社名/日本経済新聞出版社 1,680円
◆目次
1、進化を止めないメジャー企業
・張富士夫―トヨタ自動車会長
・福井威夫―本田技研工業社長
・大橋洋治―全日本空輸会長
・後藤卓也―花王取締役会会長
2、能力・人格・経営
・古田英明―縄文アソシエイツ代表取締役
・堀威夫―ホリプロ取締役ファウンダー
3、技術を支える頭脳と精神
・岡野雅行―岡野工業代表社員
・松浦元男―樹研工業社長
4、陽気で真摯な挑戦者たち
・笠原健治―ミクシィ社長&近藤淳也―はてな社長
・伊藤信吾―男前豆腐店社長
・宋文洲―ソフトブレーン創業者
・野口美佳―ピーチ・ジョン社長
・寺田和正―サマンサタバサジャパンリミテッド社長
・渡辺美樹―ワタミ社長
5、異端から正統へ
・吉田潤喜―ヨシダグループ会長
・高田明―ジャパネットたかた代表取締役
・平松庚三―ライブドアホールディングス社長
・澤田秀雄―エイチ・アイ・エス会長
6、自己と組織の変革
・北尾吉孝―SBIホールディングスCEO
・原田泳幸―日本マクドナルドホールディングスCEO
・稲盛和夫―京セラ名誉会長
昨日のキリン・チャレンジカップ日本VSトーゴ戦は、日本が5-0で快勝しました。
ただニュースではあまり放じてはいませんが、今回のトーゴはメンバーの大部分の2軍クラスです。しかも、核になるイングランド・プレミアリーグで活躍するアデバ・ヨールは来る途中で姿をくらましたとのこと(笑)。
今回の戦いは、実質は練習試合みたいなものです。
そういう意味では、先日の世界ランキングで日本より上のスコットランド戦に勝ったことの方がよっぽど重要です。
オランダで活躍するMF本田の若さとスピードが、中村俊輔や遠藤といった従来の代表の中心選手のレギュラーポジションを脅かしています。
ここのポジション争いも、今後の大きな見せ場になってくるでしょう。
さて、今回御紹介するのはテレビ東京の人気番組『カンブリア宮殿』の縮刷版書籍です。
毎回成功した経営者をゲストで呼び、司会の村上龍と小池栄子が独自の視点でインタビューするという番組ですが、最近ちょっとヨイショ的な色彩が強まっているのが若干気になっています。
村上龍氏はこの本の中で、成功への道筋を以下のように述べています。
「ヒット商品を生み出す努力に関して、日本社会はいまだに古い文脈にとらわれているような気がする。どんな職種であれ、どんな商品であれ、成功の条件は「科学的な努力の継続」に決まっているのだが、どういうわけか、そういった理由付けは人気がないのだ」
またこの本の中には、過去の出演経営者の生の言葉が収録されています。
例えば、トヨタの張会長の「もうこれでいいとチャレンジしなくなった時,どうなるのか。その時が怖いなと思います」という言葉には常に大企業病と闘うトヨタの危機意識が垣間見られますし、「世の中の変化についていこうなんて,とんでもないですよ。変化についていったら負けます。トレンドをつくらなければいけないのです」という日本マクドナルドホールディングスCEOの原田氏の言葉からは、次から次へと新戦略を打ち出しマクドナルドを復活させた自信が感じられます。
またそれぞれの対談の感想コーナーとして、村上龍氏自身がまとめた2ページの「ひとりごと」 が結構ツボを突いていて、味があります。
テレビを観る時間がなくて気になっていた人、改めて振り返りたい人にとって、有り難い本です。
著者/村上 龍 出版社名/日本経済新聞出版社 1,680円
◆目次
1、進化を止めないメジャー企業
・張富士夫―トヨタ自動車会長
・福井威夫―本田技研工業社長
・大橋洋治―全日本空輸会長
・後藤卓也―花王取締役会会長
2、能力・人格・経営
・古田英明―縄文アソシエイツ代表取締役
・堀威夫―ホリプロ取締役ファウンダー
3、技術を支える頭脳と精神
・岡野雅行―岡野工業代表社員
・松浦元男―樹研工業社長
4、陽気で真摯な挑戦者たち
・笠原健治―ミクシィ社長&近藤淳也―はてな社長
・伊藤信吾―男前豆腐店社長
・宋文洲―ソフトブレーン創業者
・野口美佳―ピーチ・ジョン社長
・寺田和正―サマンサタバサジャパンリミテッド社長
・渡辺美樹―ワタミ社長
5、異端から正統へ
・吉田潤喜―ヨシダグループ会長
・高田明―ジャパネットたかた代表取締役
・平松庚三―ライブドアホールディングス社長
・澤田秀雄―エイチ・アイ・エス会長
6、自己と組織の変革
・北尾吉孝―SBIホールディングスCEO
・原田泳幸―日本マクドナルドホールディングスCEO
・稲盛和夫―京セラ名誉会長
昨日のキリン・チャレンジカップ日本VSトーゴ戦は、日本が5-0で快勝しました。
ただニュースではあまり放じてはいませんが、今回のトーゴはメンバーの大部分の2軍クラスです。しかも、核になるイングランド・プレミアリーグで活躍するアデバ・ヨールは来る途中で姿をくらましたとのこと(笑)。
今回の戦いは、実質は練習試合みたいなものです。
そういう意味では、先日の世界ランキングで日本より上のスコットランド戦に勝ったことの方がよっぽど重要です。
オランダで活躍するMF本田の若さとスピードが、中村俊輔や遠藤といった従来の代表の中心選手のレギュラーポジションを脅かしています。
ここのポジション争いも、今後の大きな見せ場になってくるでしょう。
さて、今回御紹介するのはテレビ東京の人気番組『カンブリア宮殿』の縮刷版書籍です。
毎回成功した経営者をゲストで呼び、司会の村上龍と小池栄子が独自の視点でインタビューするという番組ですが、最近ちょっとヨイショ的な色彩が強まっているのが若干気になっています。
村上龍氏はこの本の中で、成功への道筋を以下のように述べています。
「ヒット商品を生み出す努力に関して、日本社会はいまだに古い文脈にとらわれているような気がする。どんな職種であれ、どんな商品であれ、成功の条件は「科学的な努力の継続」に決まっているのだが、どういうわけか、そういった理由付けは人気がないのだ」
またこの本の中には、過去の出演経営者の生の言葉が収録されています。
例えば、トヨタの張会長の「もうこれでいいとチャレンジしなくなった時,どうなるのか。その時が怖いなと思います」という言葉には常に大企業病と闘うトヨタの危機意識が垣間見られますし、「世の中の変化についていこうなんて,とんでもないですよ。変化についていったら負けます。トレンドをつくらなければいけないのです」という日本マクドナルドホールディングスCEOの原田氏の言葉からは、次から次へと新戦略を打ち出しマクドナルドを復活させた自信が感じられます。
またそれぞれの対談の感想コーナーとして、村上龍氏自身がまとめた2ページの「ひとりごと」 が結構ツボを突いていて、味があります。
テレビを観る時間がなくて気になっていた人、改めて振り返りたい人にとって、有り難い本です。
カンブリア宮殿 村上龍×経済人
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村上 龍 日本経済新聞出版社 売り上げランキング: 10127
おすすめ度の平均:
テレビも好き 村上氏ならではの考察 冷静な分析力と、好き嫌いが激しい性格を併せ持つ著者の対談集 21人に共通する、綺麗な感触、余韻を感じた。それぞれの対談への村上氏のコメントもいい。 今話題の経済人の人となりが上手く引き出されているカンブリア宮殿 村上龍×経済人II
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村上 龍 日本経済新聞出版社 売り上げランキング: 7279
おすすめ度の平均:
個人的には前回より遥かにパワーアップの印象 成功への共通した階段 龍の眼が秀逸。経営者の生の声もGoo−。小池さん・・・ まずは始めてみて続けられれば、才能があるということ。 面白い。カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)
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村上 龍 日本経済新聞出版社 売り上げランキング: 8846
おすすめ度の平均:
全てが栄養 TV放送の副読本としてはいいかもしれませんが。 村上龍のまえがきがいい 寸言は 身に沁みる