代々木の個別学習塾講師が想う、あれこれ

教育関連のニュースや日々の出来事に塾講師が思うことを綴っていきます。

花粉症を装い読めるぞ、泣ける本

2006-03-11 | 

普段は帰宅時間が遅く、ほとんどテレビを観ることはない。
当然、ドラマにもあまり興味はなかった。

しかし、以前に教室発行のメルマガで
『映画化・ドラマ化された本特集』を行なって以来、
ドラマや映画の原作に関心を持つようになった。

現在、テレビ放映中のドラマでは、
東野圭吾氏の『白夜行』が目についた。
でも、あの分厚い文庫本を見るとなかなか読む気力が湧かない。
せめて上下巻の2冊にしてくれたらいいのに・・・
あれじゃ持ち運びが不便だし、まずカバンに入らないではないかっ!

などと勝手なことを思いつつ、未だ『白夜行』は読んではいない。
しかし過去に何冊か読んだ東野氏の本はどれも間違いなく面白かった。

特に私のお気に入りは『秘密』(実はこれも映画化されている)である。
一応妻がいて、幼い子供を持つ我が身にとって
たまらなく切なく、悲しく、そして感動的な一冊であった。

最近読んだ本で感動したのは重松清氏の『その日のまえに』である。
その内容はもちろん文句はないし、カラクリも洒落ている。

入試問題にも度々、重松氏の作品は出典される。
親子で重松氏の作品を読んで楽しみ、考えさせられ、感動し
さらに受験でも役立つとあれば、一石二鳥と言えるかも・・・

読後に満足感を満たしてくれる本に、数多く出会いたいものである。