6月9日

さて、本物の今日がゆうの命日。

あと3時間したら先生から電話がかかってくる。
瞳孔の開いちゃったゆうに会いに行く。
一度戻ってきてまたすぐに行っちゃったゆうに会いに行く。

泣きながらゆうを抱いてお家に戻ってくる。
それからのことはあまり覚えていない。

今のお家はあの頃、引っ越してきたばかりで
ゆうは3か月しか住んでいない。
間違って前の家に戻ったらいけないから
前のお家まで行って迎えに行ったりもした。

だから、このお家にはゆうの思い出が少ない。
お庭に芝生を敷いて犬を遊ばせたかった。
芝がねつくまでお庭に犬を出してなかったのがさみしかった。
せっかくゆうのための芝生のお庭なのに。




入院する前のゆうくん。


まさかこの後すぐに逝っちゃうなんて思いもしなかった。


だから、毎日をたいせつに。大事に生きるんだよね。





くうはゆうくんがだいすきだったよね。
今はりうくんがくうのことがだいすきでさ。
あの頃みたいにしっぽを咥えて引っ張ってるよ。
あの時、3歳だったくうは10歳で耳も聞こえにくいし白い毛が増えてきた。
まだまだ大丈夫だけど覚悟もしなくちゃいけない。

ゆうくん、だいすきだよ。
いまだにゆうくんより男前のダックスに会ったことないよ。
ゆうくん。かわいいね。

今日は特別な日だけど、ほんとは毎日が特別の日なんだよね。
ゆうくうふうりうみうぱるちる。
みんなと過ごす毎日が特別な毎日だと思う。

ゆうくん。母さんは少しは成長したかな。
今度会うとき、がんばってたねって言ってくれるかな。
いつ会えるかな。
今日もくうの中にいるのかな。
このソファに座っているのかな。


だいすきだよ、ゆうくん♪