ゆうちゃんの独り言

モーツァルトが大好きで毎日欠かさず聴いています。人生の生き方は仏教で毎日般若心経を唱え、時間を見つけて寺巡です。 合掌

冠動脈バイパス手術を受けて(その2)!!

2018-09-12 11:38:20 | Weblog

 検査が終了し凡夫が置かれている状況説明を聞けば、普通の人間であれば残された手段は手術しかないと覚悟すると思います。何もしなければ確実な死がまっているのですから、淡々とした思いで何も迷うことなく手術の承諾をしました。一緒に愚妻も担当医師との話を聞きましたが、躊躇せずにあまりにもあっさりと承諾したからだと思いますが、病室に戻ってセカンドオピニオンを受けなくていいのかと一言呟きました。
 命にかかわることなのでいろいろな意見を聞いて最終的に決める必要があると思うのは正しい判断の仕方だと思います。大きな病院で著名な医師の意見を聞き、時間が許すのであればその医師に執刀してもらうのがベストかも知れません。しかし、凡夫はそのような方法はとらず、その時丁寧に状況説明をしてくれた地元病院の心臓血管外科の医師に自分の命を託しました。
 理由は至って簡単明瞭で、手術の具体的な方法や手術自体のリスクに関して優しい微笑みをもって話をしてくれた医師の人柄に強く引き付けられたからです。人間ってこのような自分の大切なものを託す際に目に見えない力が働くのでなないかと思います。その当時、冠動脈バイパス手術数は日本全国で確か年間12,000件程度だったと記憶しています。毎日30名強の方が手術を受けていることになります。不思議なことですが手術を受けるのが恐ろしいとの思いは全くなく、凡夫もその中の一人になり確実に生還するのだと確信していました。本日はここまで。 合掌