ゆうちゃんの独り言

モーツァルトが大好きで毎日欠かさず聴いています。人生の生き方は仏教で毎日般若心経を唱え、時間を見つけて寺巡です。 合掌

■ あけましておめでとうございます!!

2010-01-03 15:13:59 | Weblog

 皆さま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年は、何といっても政権交代がもっとも大きな出来事でした。劇的な変化は社会的に大
きな混乱を招くので、焦らず着実に対応することが重要だと思います。小さな事をコツコツ
と行うことが最終的に大きな成功に繋がると信じています。

 個人的には、ゆとりのない一年でした。ゆっくりと自分を見つめ直す時間がなく、いつも
何かに追いかけられている状況でした。今年は、自分を取り戻す年にしたいと思っています。

 そのためには、何がいまの自分にとって重要であるかを判断し、その結果に基づいて自分
に甘えず行動することが大切なことだと自分に言い聞かせています。

 一方で、そろそろ定年退職を迎えますので、その後の人生設計をこの一年で決め、残りの
人生を有意義なものにするようにしたいとも考えています。特に残りの人生は、自分だけで
なく今までにお世話になった世の中に何らかの恩返しをしたいとの気持ちを持っています。

 具体的には、いままでに身に付けたサービスマネジメントのノウハウを専門学校の学生に
知らせることにより、即戦力として使える人材を育成し、彼らを通じて間接的にでも世の中
に貢献できればこの上ない喜びです。専門学校の非常勤講師を次の職として進めて行こうと
計画し出しました。講師として呼んでいただける学校がありましたら是非とも連絡をお願い
いたします。

 人間は生まれるときはひとりですし、また死ぬ時も一人です。何事も最後は全て自分には
ね返ってきます。仏教で言われている因果応報です。自分に対して一生懸命生きている姿勢
を貫いていれば、自ずと自らの道は開かれてくると確信しています。

 しかし、忘れてはいけないものに、他力があります。自分の陰には、常に多くの人の力が
働いていることを認識しなければなりません。常に他人の力に感謝することが大切です。人
間は身勝手な動物であるので、今の自分があるのは自分の力だけでここまで来たとと勘違い
しやすいものです。

 自分をしっかりもつことは確かに必要ですが、陰で支えてくれている他人の存在を自分以
上に十分に感じることが大切です。そのためにも自利でなく利他の考えを持ちながら毎日の
生活を送ることが重要であると思っています。

 今年も、私生活の面では相変わらずモーツァルトと仏教に時間を費やしたいと考えていま
す。昨年から時間を見つけては同行二人の心で、秩父34所観音巡礼を旅しながら素朴な観
音像を拝顔し、己の生き方を反省し少しでも自分の仏性を生かすように祈っています。

 桜が咲く頃までには、34所を回り終え、その後は、坂東33所や武蔵野33所観音巡礼
の旅に出たいと思っています。

 全てのものに仏性があり、これらに対する感謝の気持ちと、人との縁を大切にしながら生
きて行きたいと新しい年を迎え想った次第です。
                                  合掌 

■ 年越しクラッシック♪♪

2010-01-03 15:04:20 | Weblog
 大晦日は紅白歌合戦を見ながら新しい年を迎えるのが一般的な家庭の過ごし方のようです
が、我が家は裏番組の「年越しクラッシック」を見ながら新しい年を迎えました。内容は、
2009年に開催された主なクラシックコンサートのハイライト版で、数時間で一年の音楽
界の様子を振り返る番組でした。

 最初が、クルト・マズア指揮、NHK交響楽団によるベートーベン「交響曲第9番”合唱
つき”」でした。マズアの指揮からふっくらとした音やゆったりとした感じの音がちりばめ
られた優しさを感じる第9でした。最近生演奏で聴く機会がないので、今年の暮はコンサー
ト会場に足を運びたいと思いました。

 マズアは指揮棒を使用せず、どちらかというと右手はリズム、左手は感情を指示する方法
で指揮をしていました。ソリストは、ソプラノ:安藤赴美子、アルト:手嶋眞佐子、テノー
ル:福井敬、バリトン:福島明也、合唱:国立音楽大学と東京少年少女合唱隊で、合唱はさ
わやかで充実した演奏でした。

 その他は、ハイライト版であったので音楽の内容を十分に堪能することが出来ず、聴く側
からすると中途半端なものでしたが、一年間の流れをつかむ上ではよかったのではないかと
思いました。小澤征爾、ランラン、東京カルテット、辻井伸行、バレンボイム・・・

 23時を過ぎたころには、年越しそばをすすりながら音楽を楽しみました。最後はリッカ
ルド・シャイー指揮、ライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲1番「巨
人」から第4楽章が放送されました。

 フィナーレで、ホルンを中心としたオーケストラが爆発する個所に到達しますが、その際
にはホルン奏者全員が立ちながら演奏し、熱狂のうちに全曲が締めくくられる構成となって
います。新たな2010年を迎えるのに適した曲でした。 シャイーも良い演奏をするなと
正直思いました。

 今年も個人的にはモーツァルトが中心ですが、自分にあった音楽を聴きながら奥が深いク
ラッシックを楽しみたいと考えています。