昔から、「夢」という言葉が大好きで、自分でもよく使う言葉のひとつです。夢はこれか
ら先のことに関係し、かつ希望とつながっているので、誰でも前向きの気持ちになります。
しかし、人間はいつも前向きで対応することは難しく、時々落ち込むことがありますが、
そのときには小さな夢を実現しようと動き出すと、意外と回復が早くなる傾向にあります。
また、この様な時に大きな夢を実現しようとして動き出すと、長い時間を要することとな
り、さらに落ち込むことが多いと思います。
夢を追いかける一方で、自分が置かれている現実をきちんと直視していないと、これまた
違う方向に自分を向けてしまうことに繋がります。自分の置かれている立場を冷静に理解す
ることが出来る人は、素晴らしいと思います。
常に不動の考え方を持っている人であれば問題ないですが、あるときはこちら、またある
ときはあちらと、その時々で傾いてしまう自分を見るたびに情けなくなります。今の現実を
確実に把握することが重要です。また、今の状況が自分の全てであり、それ以外にないと素
直に思ことから、次に繋がる何かが見つかるのだと思います。
日頃を生きるに当たって、人間としての基本的な考え方を確立するには哲学が必要であり、
さらに人生を人として生きるためには、宗教が必要だと思います。これらが欠けている人は、
やはりどこかが歪んでいます。
哲学かあるいは宗教のどちらかを持っている人は強い人です。また、哲学と宗教の両方を
持ち合わせている人は、人間として素晴らしい人であると思います。どちらも持ち合わせて
いない私は、この年になって仏教に興味を持ち始めていろいろ勉強をし始めていますが、ま
だまだ自分が確立できていません。
ただし、仏教を勉強しだして、全国の寺院を拝観させていただきながら思うことは、昔の
人も今の人も同じ人間であり、同じ悩みや苦しみを背負って生きていることです。今の自分
を考えると、昔の時代に生きていたならば、とてもこの年まで生きていられなかったと思う
し、反対に今の時代に生きられて良かったと思っています。
人間として生きることに対する考え方、またどのように生きるべきかを説く宗教は、どの
ような宗教であれ一人の人生を大きく左右するものであると思います。ですから「生と死」
をどのように位置付けるのかを、自分の中できちんと整理しておく必要があります。
今の自分は、昨日の自分ではないしまた明日の自分でもありません。常にその時々で変化
するものです。世の中で生じる事象を、常に変化するものと捕らえながら見ると、般若心経
で説いている「色即是空」「空即是色」の「空」に対する考え方や対応が理解出来ると思い
ます。
最近は、寺院に行った際に手を合わせて祈ることが自然と出来るようになりました。それ
だけ仏を信頼出来るようになったからです。過去の偉大な僧侶の史実を読むごとに、素直に
その素晴らしさを認められることに喜びを感じています。
夢は誰にでも必要であり、またそれ以上に自分が置かれている現実を理解し、どのように
対応したら良いのかを考えながら、260余文字の般若心経を読み込み、宇宙に匹敵する人
間としての智慧を整理することができる喜びに浸る幸せを感じているこの頃です。
修行を積んだ僧侶の行動や言葉に対して、素晴らしいと感じるのは私だけではないと思い
ます。今の私にとって、夢と現実と般若心経は、生きるために必要なものになっています。
ら先のことに関係し、かつ希望とつながっているので、誰でも前向きの気持ちになります。
しかし、人間はいつも前向きで対応することは難しく、時々落ち込むことがありますが、
そのときには小さな夢を実現しようと動き出すと、意外と回復が早くなる傾向にあります。
また、この様な時に大きな夢を実現しようとして動き出すと、長い時間を要することとな
り、さらに落ち込むことが多いと思います。
夢を追いかける一方で、自分が置かれている現実をきちんと直視していないと、これまた
違う方向に自分を向けてしまうことに繋がります。自分の置かれている立場を冷静に理解す
ることが出来る人は、素晴らしいと思います。
常に不動の考え方を持っている人であれば問題ないですが、あるときはこちら、またある
ときはあちらと、その時々で傾いてしまう自分を見るたびに情けなくなります。今の現実を
確実に把握することが重要です。また、今の状況が自分の全てであり、それ以外にないと素
直に思ことから、次に繋がる何かが見つかるのだと思います。
日頃を生きるに当たって、人間としての基本的な考え方を確立するには哲学が必要であり、
さらに人生を人として生きるためには、宗教が必要だと思います。これらが欠けている人は、
やはりどこかが歪んでいます。
哲学かあるいは宗教のどちらかを持っている人は強い人です。また、哲学と宗教の両方を
持ち合わせている人は、人間として素晴らしい人であると思います。どちらも持ち合わせて
いない私は、この年になって仏教に興味を持ち始めていろいろ勉強をし始めていますが、ま
だまだ自分が確立できていません。
ただし、仏教を勉強しだして、全国の寺院を拝観させていただきながら思うことは、昔の
人も今の人も同じ人間であり、同じ悩みや苦しみを背負って生きていることです。今の自分
を考えると、昔の時代に生きていたならば、とてもこの年まで生きていられなかったと思う
し、反対に今の時代に生きられて良かったと思っています。
人間として生きることに対する考え方、またどのように生きるべきかを説く宗教は、どの
ような宗教であれ一人の人生を大きく左右するものであると思います。ですから「生と死」
をどのように位置付けるのかを、自分の中できちんと整理しておく必要があります。
今の自分は、昨日の自分ではないしまた明日の自分でもありません。常にその時々で変化
するものです。世の中で生じる事象を、常に変化するものと捕らえながら見ると、般若心経
で説いている「色即是空」「空即是色」の「空」に対する考え方や対応が理解出来ると思い
ます。
最近は、寺院に行った際に手を合わせて祈ることが自然と出来るようになりました。それ
だけ仏を信頼出来るようになったからです。過去の偉大な僧侶の史実を読むごとに、素直に
その素晴らしさを認められることに喜びを感じています。
夢は誰にでも必要であり、またそれ以上に自分が置かれている現実を理解し、どのように
対応したら良いのかを考えながら、260余文字の般若心経を読み込み、宇宙に匹敵する人
間としての智慧を整理することができる喜びに浸る幸せを感じているこの頃です。
修行を積んだ僧侶の行動や言葉に対して、素晴らしいと感じるのは私だけではないと思い
ます。今の私にとって、夢と現実と般若心経は、生きるために必要なものになっています。