朝一番に病院へ行き、紹介状を書いてくれる先生に会い、歯の痛みとか、出血の頻度とかを説明する。
慢性副鼻腔炎の話もあわせて。
先生は、山口医大の耳鼻咽喉科で何度も施術した経験があることを告げたあと、
聞いた後、
「やはり、ヤバイですね。
歯から来るものだったらちょっと厄介ですし、白血球は増えていませんし、
リンパも晴れている様子は無いので、今のところは悪性とは考えにくいです。
耳鼻咽喉科へ行って、まず止血して貰いましょう。
うちにはCTスキャンもあるから、副鼻腔と歯をあわせてスキャンします。
スキャン出来たら私も見させて貰いあなたへの予備知識として、画像結果の説明をしましょう。
それをCDにするので、それを持って紹介する耳鼻科へ行ってください。
そこで、私は耳鼻科専門ではないので、もう一度、耳鼻科の先生に診断をして貰ってください。
紹介状には、手術の必要があるかも知れないと記述しておきますから。
それで診断の上、山口医大の耳鼻咽喉科の有名な先生に繋いでもらったほうが正確に伝わると思いますし、
私も一応あちらには、連絡をしておきますから」と言われた。
それからすぐにCTスキャンをしてくれた。
午後一番の大事な仕事があるので、それを終えてから取りに行く。
パソコンの画面で画像を動かしながら説明をしてくれる。
自由に私の頭蓋骨が動き回る。
左側は黒い空間なのに、やはり右上顎洞に灰色の水溜り様な場所がしっかりある。
その水溜りのすぐ下が歯の付け根で、ここが気になると言われた。
先生はこの水溜りがどうなのかは判らないし、歯に寄る副鼻腔炎なのかも判らないからやはり耳鼻咽喉科の先生が必要だと。
副鼻腔の手術に関しては、山口医大耳鼻咽喉科は有名らしく、施術例も多くて上手いと言われる。
それを踏まえて、しっかり耳鼻咽喉科の先生に診断してもらって、次のステップに進んでくださいね。と。
この若造先生と思って舐めていたら、案外しっかりものじゃない。
ありがとう。
即その足で、例の耳鼻咽喉科へ行くとすぐに先生が出てくれた。
今日はしっかり聞かなくちゃね。
CDを見て、顔面のレントゲンを三方向から撮る。
そして、鼻の出血している箇所を電気で焼いて止血します。といいガーゼに麻酔薬を浸して何度か交換した。30分程度掛かったか。
その間に、
「副鼻腔炎に間違いはありませんが、腫瘍らしいものは見えませんし、骨と歯根は非常に接近した場所にありますが、変化は見られません。
歯から来る副鼻腔の炎症とは今のところ、考えにくいです。歯に関しての痛みは歯科医にして貰ったほうが良いと思います。
この右側の灰色の水溜りは、おそらく鼻膿です。悪性らしい兆候は見られませんから、10日間ほど、薬の投与をしてみます。
それで様子を見てみます。
手術をするかどうかはそれから判断しましょう。
鼻血に関しては血圧から来ることも可能性が無いとは言えませんが、
右側片方だけの鼻血ですので、電気で焼けば、出にくくなるのは確かです。」
ちゃんと説明してくれるじゃない。先生・・・(^^;
30分待ってから、その電気療法とかをしてくれたのは良いけれど
まず、看護師が私の腕をしっかり掴む(ハテ?)
で、施術が始まると
針を刺すような痛みが鼻の奥でするので 痛い! それも何度もあちこちと。
「先生痛いですよ~~」と言うと、
「すみませんねぇ~、もうちょっとしますから、頑張って辛抱してください」
と良いながら、
また看護師の腕がしっかり私の手を掴む・・・・!
痛い!チクチクと チクチクと、あっちこち 痛い~~!
涙ぐみそうになった時
「ハイ、お疲れ様でした。終わりましたよ♪」
「先生、麻酔したじゃないですかぁ~~麻酔効かないんですか?」と文句顔をしながら言うと
「いやね、鼻血が抜けている時に、注射で麻酔を掛けようとすると、その注射針でまた出血が起きてしまうんですよ。
だから、ガーゼで麻酔をするんですけど・・・痛いですよね~~すみません。それでも、痛みは少なくなっているはずですけど。」
そうかい! (¬¬;;
と言うことでとりあえず、本日は終了しました。
はい、今のところ、悪性上顎洞癌である可能性は低いと言うことでありました。
しばらく通院で、投薬と止血治療の経過を見て、生検をして貰うかどうか判断したいと言うことでありました。
良かった・・・・・・
仕事先の先生に、鼻血が出て診察次第では二週間の入院が必要になるかもしれないと言うと
「そんなに鼻血が抜けると鉄分が不足するから、今日貰ったイチジク持ってお帰り、しっかり食べてね」と言われて袋いっぱい貰ったし。
管財人さんに物を貰って良いのかしら・・・・・?
私が居ないと仕事が前に進まなくなるから、それじゃ次の日程は早くして終えるように急ぐから、それまで入院しないでと言われる。
すみません。お騒がせをいたしました。
鳥も心配していてくれた様子で
「もし癌だったとしても、発病後5年は猶予あるらしいから、その間にあれこれ教えて貰わないとって思ったんだぜ」と笑う。
私もメモをしはじめていた。
庭の水遣り、チビ犬の餌と水、掃除等、まずは入院した場合の我が家での作業。
入院するに当たり、10万円の引き出しもした。
家族の重要書類関係、保険とかも用意した。
笑えるね。
でも、こんな事がいつ起こるかもしれない、
交通事故で死ぬかもって思うと、葬儀の場合の希望や我が家にかかわる連絡先とか、デスノート?
ちゃんと残しておかなければいけないんだと今回だけはしみじみ感じた。
今夜はまだ、鼻血出ていません。抗生物質や、痛み止めのせいか、頭痛とか副鼻腔部分の鈍痛も今はありません。
今夜はこれで、休みます。