こんなのできた!<2>

単調な生活に新発見を!  
日々の小さな出来事の写真日記

2014/02/28 『歩く』

2014-02-28 20:21:27 | Weblog

第63期王将戦7番勝負 第5局


          ニコニコ生放送
渡辺明王将-羽生善治王位 の2日目がニコニコ生放送で中継していた。
昨日の封じ手までの手順を並べている。
きょうもまた定員オーバーで 追い出された 。


暖かい一日だった。


暖房なしで室温は14℃もあった。
最低~最高気温は 9.6℃(07:04) ~ 15.3℃(11:55)
風邪は完治しておらず、風があったので外出は控えた。

『歩く』


河野裕子さんの第9歌集。
1996(平成8年) ~ 2001(平成13年)までの作品493首が収められている。
この間に 手術 も受けられた。
                     
《捨てばちになりてしまへず 眸のしづかな耳のよい木がわが庭にあり》 (河野裕子 7-42 、 『歩く』)

上の歌はそういう背景を知ると一層身に沁みる。「捨てばちに」なりそうな心を
救いに来るのは静かな木であり、その木を感じとる自らの、孤独を知った心で
ある。
(大岡信『折々のうた』)

河野さんはあとがきで
2000年秋に乳癌の手術を受けた。歩くという、全くあたりまえのことができ
なくなり、生身のはかなさと、健康の有難さを思わないではいられなかった。

歌集の題名は、迷わず『歩く』とした。歩く、唯々歩く。それは人間の

最もシンプルな身体の働きである。これからは、歩くことを大切に、歩け
ることに感謝して仕事をしていきたいと思っている。
と書かれている。

《長くてもあと三十年しか無いよ、ああ、と君は応ふ椋の木の下》 (河野裕子 『歩く』)


《賢くならんでよろしと朝のパン食ひつつあなたが私に言ふ》 (河野裕子 『歩く』)

 ゆたんぽ                           ばあ
《湯湯婆とルビを打たねば読めぬ字に婆が居るのが何となく分る》 (河野裕子 『歩く』)



いつものように


冊子にする。


これで12冊目となった。

    

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