★弁天喜楽会囲碁★

     

活きの部

2007-01-31 09:14:03 | 碁経衆妙(生の部)1~20

2007/1/31水昨日はパソコン新時代ビスタが売り出される。今回思い切って自作パソコンに挑戦しようかと思っているのだが・・・

活きの部
第二問 黒先活き
バカにすると間違える。



1図 正解
黒1のカケツギが正しくこれで活きです。



4図 
方向違い。同じカケツギでもこの黒1では方向違いで死です。


(活)の部

2007-01-29 19:09:48 | 碁経衆妙(生の部)1~20
2007/1/30/火(水曜会)グランドゴルフはホールインワン一回、スコア75で三位

本日より碁経衆妙(詰碁集)に汗するが、分類として「(いき)、(ころす)、なか(こう)、(せめ)、(わたり)、追落(おいおとし)、(はさむ)、(つづく)、(きる)、(シチョウ)」に分けてある。

活きの部
第一問 白先
隅の特性に注意、実戦でもよくできる形。



1図 正解
白1で完全な活き、(左右同形中央にて有り



2図 自殺
この方が得だと思って白1と欲張るのは大変。これでは自殺行為



3図 全滅
黒1が急所、最後は隅のマガリ四目となって全滅

感覚テスト

2007-01-28 07:15:51 | 研究室

2007/1/28(日)土曜囲碁は1対3に終わる反省

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。


第二十五問 黒先
四辺に大場が残されているが、五立した白の強力な外勢の発展を制限するのが現下の急務であろう。問題はその着点だが?・・・



研究室
A図
白6の一間バサミに対して黒7とトビツケた手が左上に出来た上席型の起源である。白8で白イとオサえる型、黒11で黒12とハネ込む変化は過去にもあった。
この布石の焦点は上辺の争奪戦だが、黒5以下四子の前途についても考慮しておかなければならない。



回答
1図
黒1と右辺に三連星を敷くのも大場だが、五立の勢力をフルに動かして白2と六間にヒラかれてはおもしろくない。



2図 正解
黒先だから黒1と星下まで進めるのが妥当な着眼である。こわいのは白2と割ってくる手だが、普通に黒3と受けていてよく、白4・6と運ばれても黒7と二間にヒラく余地があるから心配ない。その黒7を妨げて(白4で)3図。



3図
白1とツメれば黒2・4という要領。



4図
左上方面の問題は白1と隅の実利を奪えば黒2・4とハネノビてよい。



5図
逆に白1とハネてくれば黒2・4とハイ、白5の後先手を取って他の好点に向かうことが出来る。


感覚テスト

2007-01-26 23:22:36 | 研究室
2007/1/27(土)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第二十四問 黒先
この局面では何よりも左下方面に連なる白の外勢の威力に着目するのが先決問題であろう。左辺一帯の白の勢力圏をどう破るかが現下の焦点である。



研究室
A図
右下方面に関する限り、黒1以下9と運ぶのが一番有利だが、白に左上をシマられては悪い。



B図
右下の黒一子は手を抜いて白1とカケられても、黒12までで死形はない。



回答
1図
黒1も大場だが白2の大ゲイマジマリが絶好で、左辺一帯に脅威的な大模様が形成される。



2図
黒1・3は白2と先手でシマらせる取引が気に入らない。黒イ白ロ黒ハも白の勢力に近寄る形が不満である。



3図
黒1も黒イも白2と一杯にハサまれて下方の白の外勢を動かすことになる。



4図 正解1
黒1と大ゲイマにカカるのが適切で、白2と隅を守れば黒3とヒラいていい。



5図 正解2
白2とハサめば黒17までが定石だが、隅の実利に満足することが出来る。

感覚テスト

2007-01-25 22:45:38 | 研究室

2007/0/26(金)グランドゴルフ・体調は良し、だが。

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第二十三問 白先
高段者の実戦譜である。上辺の打ち込み(打着点はいろいろある)白イ、ロ、ハなどよりどりみどりだが、・・・



研究室
A図
平行型の布石である。左上隅黒23のポン抜きまではナダレ型の一変化だが、黒21のナラビも加わって黒の外勢は厚壮を極める。(すべて相手の大模様は最後の袋を閉じる寸前に進入するのが適)と言う原則がこの問題を解くカギになる。



回答
1図
この局面では白イとヒラくより白1と高くヒラきたい感じだが、黒2と囲って40目以上の確定地を造られては抵抗できない。



2図 正解1
その寸前に白1と打ち込むのが絶好のチャンスで黒2のツメなら狭いから白3と右上隅をえぐって十分満足できる。



3図 正解2
実戦は黒1とコスんで右上隅の実利を守ったが、白2のケイマがまた適切でこの手で白イと二間ににヒラくのは左方の堅壁に近寄る手だから感心しない。



4図
同じ打ち込むにしても白1は黒2と一杯にハサまれて不十分である。


感覚テスト

2007-01-24 16:44:34 | 研究室

2007/1/25/(木)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。


第二十二問 白先
白イの大ゲイマなども好点には違いないが、この局面での焦点は左上方面の黒の大模様にどう挑むかということである。



研究室
A図
黒19のトビまでは問題図の経過である。ここで黒20とカカるなどは黒21・23と攻められて黒の好餌となるばかりである。白24以下は攻防の一例だが、黒27と眼形を奪われ、黒29以下33・・・とカラミ攻めにされては上下の苦境はおおわれない。



1図 正解
白1の三々入りがこの一手。黒12までと先手で荒らして白13のトビが理想の手順である。



2図
黒1の二段バネなら白2以下8と振る変わっていい。但し黒5とキル手では3図



3図
黒1とアテられれば白2とトル他なく、黒3のアテを先手で利かして黒5の攻めに回られる。



4図
黒1に対しては白2のハネから白10までと振り変わるのが最善の応接である。


感覚テスト

2007-01-23 21:00:35 | 研究室
2007/1/24/(水)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第二十一問 白先
この布石では白イの二間ビラキも目につく好点だが、それ以上に急を要するところがある。左上隅の応接は、(研究室)を参照



研究室
A図
左上隅は白16の一間高バサミから生まれた変化である。白14で白15とシマれば黒イの大場を占められる。黒21のツメは好点。黒25と補強して黒ロのトビ込みを狙っている。



回答
1図
白1とヒラけば黒2と根拠を侵される。白3・5と黒の背中の厚きところへ逃げ出してみても黒を利するだけで何の徳もない。



2図
前図の白3で、白1・3とツケヒくなどは黒2以下6と上辺を固める手でなお悪い。



3図 正解
白1と辛抱して左上隅の根拠を守っておくのが賢明な方針である。黒2以下は実戦の経過だが、白11とカカって黒△一子をにらむ手順に恵まれたのも、白1と忍んだ効果がある。
なお、黒2のツケで黒4とツメても白9黒10の後白11とカカることになったであろう。


感覚テスト

2007-01-22 17:33:05 | 研究室
2007/1/23/(火)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第二十問 黒先
右辺の大場の争奪戦が気にかかる局面だが、それ以上に気がかりなのは右上の黒の安否である。
格言・根拠に関する要点は逃さない。



研究室 A図
白14の高バサミは近代戦法の一つである。白14で白イまたはロとヒラけば穏やかだが、白14はそれよりも激しい手法で、黒15を促して白16と前進し右辺と上辺の両方を打とうとする作戦と理解することができる。



回答
正解 1図
黒1とコスミツケて右上隅の根拠を守るのが何よりも急務である。白2とタテば黒3のサガリが第二線ながら逃せぬ要点。白4とヒラかせわするが、っ黒5・7などと白△一子を大きく攻める手順に恵まれるのも、右上隅に不安がないからである。



2図
白2とサガってイのトビ込みを残す打ち方もあるが、その場合は黒3とハシるのがはたいた受け方で、根拠を守る使命には変わりはない。



3図
白△のスソアキを狙って黒1と一杯にツメるのも第一感の好点だが、白2のハシリが双方の根拠に関する要点で、黒二子を浮き草同然の姿にしては黒不利である。


感覚テスト

2007-01-21 19:45:31 | 研究室
2007/1/22/(月)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第十九問 黒先
黒イ、ロ、ハ、ニ、と大場の予定地はがら空きだが、この局面ではそれ以上に急ぎたい必争の要点がある。



研究室
A図
黒7の二間高バサミに始まる定石型は黒9のケイマ受けに続いて白イと走るのが定石だが、その白イを省略して局中最大の大場である白10のシマリを急いだという局面である。



回答
1図
黒1と大場を占めて白2とハシられたの黒の怠慢である。白2のハシリは第二線ながら実質18目プラス、アルファといわれる好点だが、それ以上にこの白2によって右下方面の白を安定させた黒の不満が大きい。



2図 正解
白の手抜きを咎めて黒1と白二子の根拠を奪うのが最大の急務である。そこで白2と逃げ出せば黒3と下辺の実利を広げる手が白3子の攻めを兼ねた一石二鳥の好点になる。白4と反撃されても黒5のトビが先手利きだから、黒7とさらに実利を占めて上下の白を攻める楽しみが残される。双方の根拠に関する要点は逃してはならない。

感覚テスト

2007-01-21 08:21:46 | 研究室

2007/1/21/(日)土曜囲碁は3対0の成績。
昨日の囲碁参加者20名でした。9時~12時まででそれぞれ3局が限度。

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第十八問 黒先
互いに大場を占め合ったこの局面では中盤戦を有利に導くための勢力争いが争点になっている。双方の模様の中心点はどこか?と言う問題。



研究室
A図
白18までで第一次の大場は打ち終わった局面である。この布石では白ロとトンで上辺を広げるのも好所だから、それを妨げて黒19と高圧する手も模様の中心点として価値はあるが、白20と囲われて黒イと打ち込む味を失う点に若干の不満がある。



回答
正解 1図
黒1と上辺の模様を広げて黒2の進入を含むのが必争の要点である。白2と受ければ黒3の天元が全局的な天王山として浮かび上がる。続いて白イとトベば黒ロ白ハ黒ニと受けていていい。



2図
黒1に対して白2と反撃する手も考えられるが黒7までと運べば十分戦える形である。本図は後に黒イとトビ込む手が厳しい。



3図
黒1と天元を占めるのも全局的な好点だが白2が模様の中心点で1図との差が大きい。