★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-10 19:41:52 | 研究室
2007/1/11(木)詩吟新年会あり。

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。


第八問 白先
黒,い、と打ち込まれる厳しさに備えて白,ろ、と囲っておれば堅いが、それでは黒に響かず、大勢に遅れを取るおそれがある。


研究室 A図
黒21まではアマチュアの布石例である。白4のカカリは白11などと右上隅に先鞭するのが普通。黒15のヒラキも大場だが、それよりも黒イなどのハサミを急ぎたい。黒19のコスミは堅実な手法、白20はしろロと迫って下辺の打ち込みをけん制したい。


回答 1図
白1のトビも黒イの打ち込みを防いだ好点だがこの局面では時期が早い。黒2が痛烈な打ち込みで、黒ロのカケを防いで白3とトビツケれば、黒4のハネから黒6と追撃され、白7とマがったとき黒8のツメがまた厳しい。


2図
白1と囲えば無事は無事だが、手順に黒2のコスミツケを利かされて黒4と二重構造の大模様を作られる結果が白不満である。


正解 3図
白1の二間ビラキがイのスソアキを伺うと同時に黒ロの打ち込みに間接に備えた絶好の大場である。