★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-15 21:40:17 | 研究室
200/7/1/16(火)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。



第十三問 黒先
白いとシチョウにカカエられれば黒一子は逃げられないから、事前に黒一子を助ける手も大きいが、この布石ではそれ以上の急務がある。



研究室 A図
黒1(又は黒3のノビ)と白一子を取る手の大きさも否定しないが、白2のアテを利かして白4と構えるのが絶好の大場で、左方の白の外勢をバックとした上辺一帯の大模様は厚壮極める。この構図では白イよりも白4のほうがバランスがいい。



回答1図 正解
黒1と割打ちして白の勢力圏を裂くのが当面の急務である。黒イ白ロ黒ハは白の厚みに接近する意味で黒1の割り込みに及ばない。



2図も正解
白2のツメは厚みに比例してヒラキが狭いから、黒3とヒラいて満足できる



3図
黒イと割打ちする手で黒1とオセば白2と二子のアタマをハネられる。そこで黒3とキル戦いは黒無理で、白4のアテから白6とオサれ打つ手に窮する。シチョウを防いで黒7とハネても白8とハネ返されて白9の両アタリと白10のシチョウが見合いである手順中、黒3とキル手で黒ロと戻れば、白は上辺の大場を先行することになる。

感覚テスト

2007-01-15 10:07:36 | 研究室
2007/1/15(月)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第十二問 黒先
各所の大場が目移りする局面だが「相手の欠陥をつく大場を急げ」という布石の原則がこの時点での着手方向を決定する。



研究室 A図
白10までは問題図の経過である。ここで黒11と下辺の天王山を先拠するのも異論のない大場だが、白12と高く構えてイの欠陥を緩和されてはやや甘いなお、白12は白ロと打ち込む狙いを兼ねた一石二鳥の好点である。



回答 1図 正解
第四線に位する石は概して側面からの揺さぶりに弱い・その弱点を突いて黒1と一杯にツメ、黒イまたはロと打ち込む狙いを厳しくさせるのが一石二鳥の大場である。そこで白2と下辺の大場を占めれば黒3とヒラいてよく、左辺の欠陥を急いで咎める必要はない。



2図
機を見て黒1と打ち込めば黒7までと先手で実利を攻めることができるが、この形では、3図

3図
黒1と高く打ち込むのも一策で、白2とツケれ黒3のハネ出しから黒11までと運んでよく、黒1の一子に遮断された白の前途は多難である。



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