★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-21 19:45:31 | 研究室
2007/1/22/(月)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第十九問 黒先
黒イ、ロ、ハ、ニ、と大場の予定地はがら空きだが、この局面ではそれ以上に急ぎたい必争の要点がある。



研究室
A図
黒7の二間高バサミに始まる定石型は黒9のケイマ受けに続いて白イと走るのが定石だが、その白イを省略して局中最大の大場である白10のシマリを急いだという局面である。



回答
1図
黒1と大場を占めて白2とハシられたの黒の怠慢である。白2のハシリは第二線ながら実質18目プラス、アルファといわれる好点だが、それ以上にこの白2によって右下方面の白を安定させた黒の不満が大きい。



2図 正解
白の手抜きを咎めて黒1と白二子の根拠を奪うのが最大の急務である。そこで白2と逃げ出せば黒3と下辺の実利を広げる手が白3子の攻めを兼ねた一石二鳥の好点になる。白4と反撃されても黒5のトビが先手利きだから、黒7とさらに実利を占めて上下の白を攻める楽しみが残される。双方の根拠に関する要点は逃してはならない。

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