★弁天喜楽会囲碁★

     

(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-30 07:01:36 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/30(日)

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第46問 黒先
これも前題に似た急所一発でダウン。


1図(正解)
黒1が正解でこの急所が彼我の必争点になっている。1を打たずにAから詰めていくのは3図のように失敗する。


2図(続いて)
黒△に対し白1ならば黒2でOK。一見黒の方がアタリを打たれて取られそうな感じがするが、一線をきわどくワタって黒勝ち。


3図(失敗)
黒1と出て行くのは失敗。白2が急所で、黒3、白4となれば、次に黒Aは白Bとキリを入れられて、黒C、白Dで一手負となる。


4図(続いて)
前図の後、黒も非常手段で黒1のホウリコミ、白2、黒3と劫にする手はあるが、無条件で取れるのを劫とは失敗。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-29 07:21:36 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/29(土)

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出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第45問 黒先
黒4子と白3子との攻め合い。



1図(正解)
黒1が正解で一打逆転の手筋。この黒1で黒Aは3図、黒Bは4図で共に失敗。



2図(続いて)
黒△に対し白1と受けるより仕方がない。
この交換をしておいてから、黒2、白A、黒B、白C、黒Dで白はダメズマリでアウト。

3図(失敗)
黒1は白2で失敗。この交換では黒3,5の時に白は4,6と受け、黒7に白8とツギが打てるから黒の方が逆にダメズマリで失敗。


4図(無策)
初めに何の工作もせずにこの黒1では、白2、黒3、白4となって、黒は手をつかねて攻め合い負。黒1の前にAにツケるのが手順で『碁は手順なり』でした。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-28 07:03:28 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/28(金)

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黒白の攻めあい方。
第44問 白先
白8子を生かす。


1図(正解)
白1とサガって二子にして取らせるのが正解。

2図(続いて)
白△に対し黒1は当然。白2のアテを打ち黒3の時に白4のサガリで白勝ち。その後A、B、C、となる。


3図(失敗)
白1,3の手順では失敗。黒はすぐ4と打ち欠いて、この一手で黒の手数はノビにて白は縮無。黒6,8と打って次図。


4図(選択)
前図に続いて白1ですが、このとき黒はAと受けて全体をセキにするか、またはBと打って全体を劫にするか、自由の選択権がある。

 


(攻め)とは攻め合いのこと

2007-09-27 07:29:26 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/27(木)

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黒白の攻めあい方。
第43問 白先
実戦で応用が広い。


1図(正解)
左右の白二子はそれぞれ3手、中の黒四子も3手なので、ここは一手も緩めることは出来ない。それには白1以外にない。

2図(続いて)
白△に対し黒1ならば白2のアテを打ち黒3、そして白4のオサエで白勝ち。なお黒1で2は白3で即死。


3図(失敗)
白1とツケを打つのは手筋となるばあがあるが、ここでは通用しない。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-26 08:44:24 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/26(水)

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黒白の攻めあい方。
第42問 白先
二子を取られぬこと。

1図(正解)
シボられない様に白1のツナギが正解。


2図(続いて)
白△に対し黒1は当然。そこで白2が大切なトドメの一刀。この2でうっかりAだと黒に2とハネられて劫でねばられる。

3図(失敗)
白1と黒二子を取りからいくのは、黒2とキリを打たれ石塔シボリで失敗する。


4図(続いて)
前図の続きで黒1のウチカキでシボられて白の負けとなる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-25 07:28:22 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/26(火)

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黒白の攻めあい方。
第41問 黒先
これも簡単。石塔型にする。

1図(正解)
普通にダメをつめ合ったのでは手数で負。黒は1,3のデギリによって活路を見つける。

2図(続いて)
黒△に白1と打つより仕方ない。黒はそこで2とサガリ、2子を捨石に常用のシボリで勝ちを得る。


3図(続いて)
前図の後黒1のホウリコミ。白が3子をツグなら黒Aで攻め合い勝ち。実戦では白は3子をツガずBかCになる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-23 08:11:18 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/23(日)

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黒白の攻めあい方。
第40問 黒先
これこそ簡単。


1図(正解)
守るも攻めるもこの一点。白から1にハネられると黒はそれまで。黒の延命手段もこの一手に限る。


2図(続いて)
黒△に白は1のツギから打って行かないとトントンになってしまう。そこで黒2,4で一手勝ち。



3図(失敗)
黒1でも勝ちだと早合点する人もいるかもしれないが、それだと黒3の後に白Aとホウリ込み、黒B、白Cで劫の手段が生じる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-22 07:04:50 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/22(土)

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黒白の攻めあい方。
第39問 白先
隅なればこそその手がある。


1図(正解)
白1で劫になる。

2図(続いて)
白△に黒1の一手。そこで白2のキリ、黒3に白4黒5の取りに白6のハネ。

3図(劫)
前図の後、黒は劫に自身があれば非常手段は残っている。

4図(参考)
似た形だがこれだとAのハネが弾力のある手段で黒B、白Cでこれも劫。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-21 07:15:00 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/21(金)

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黒白の攻めあい方。
第38図 白先
白2子を助けようというもの。前にも似たような図を出したから簡単。このような図をみたらすぐ思い浮かぶのが『石塔シボリ』


1図(正解)
正解は白1以外にないが、その後の手順の裏ずけがなければならない。


2図(続いて)
白△似は黒も1と抵抗することになる。白2に黒4では白3で黒負けだから黒3も当然。ここで白4とキリを入れ、6とサガリを打って行くのが石塔シボリ。


3図(続いて)
白は2子を取らせてその取り跡に1のウチカキ。これは石塔型を作る常用手段の手順。黒Aの取り黒はBとツメて攻め合い白の一手勝ち。


4図(大差)
無造作に白1,3とヨセを打ってしまい。黒に4,6とハネツギをされたら正解図に比べ大損。黒地5目増、白地10目減で、合計15目の損。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-09-20 06:15:35 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/9/20(木)

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黒白の攻めあい方。
第37問 黒先
ここは無欲では駄目。


1図(正解)
ここで黒1とノビ出るようでなければ、攻めの達人とはいえない。ノビ出る事によって白には左右に泣き所ができる。


2図(続いて)
黒△に対し白1なら、黒2の急所で白3を強要し、そして黒4です。もちろんAでも正解。


3図(変化)
黒△の時に白1ならば、黒は強く2のハネ。白3には黒4とシボリ白Aに黒Bでそれまで。


4図(無欲)
先手だとばかり黒1,3と打って得をしたと思ってはいけない。白2で手を抜かれる。黒4と取ったとしても、正解よりずっと損。