★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-25 22:45:38 | 研究室

2007/0/26(金)グランドゴルフ・体調は良し、だが。

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。

第二十三問 白先
高段者の実戦譜である。上辺の打ち込み(打着点はいろいろある)白イ、ロ、ハなどよりどりみどりだが、・・・



研究室
A図
平行型の布石である。左上隅黒23のポン抜きまではナダレ型の一変化だが、黒21のナラビも加わって黒の外勢は厚壮を極める。(すべて相手の大模様は最後の袋を閉じる寸前に進入するのが適)と言う原則がこの問題を解くカギになる。



回答
1図
この局面では白イとヒラくより白1と高くヒラきたい感じだが、黒2と囲って40目以上の確定地を造られては抵抗できない。



2図 正解1
その寸前に白1と打ち込むのが絶好のチャンスで黒2のツメなら狭いから白3と右上隅をえぐって十分満足できる。



3図 正解2
実戦は黒1とコスんで右上隅の実利を守ったが、白2のケイマがまた適切でこの手で白イと二間ににヒラくのは左方の堅壁に近寄る手だから感心しない。



4図
同じ打ち込むにしても白1は黒2と一杯にハサまれて不十分である。