★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-12 13:06:46 | 研究室

2007/1/12(金)喜楽会グランドゴルフスコアー84で優勝

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。



第九問 白先
アマチュアの対局に現れた布石で、第二次の大場の問題である。その第二次の大場は上、右、下の三辺だがどこでしょうか?


研究室 A図
白16のコスミツケに手抜きで黒17と転じた手が変則だが、B図の黒1は白2・4を嫌った意味である。

B図


回答1図
白1のツメもイの打ち込みを含んだ好点だが、黒2とツメられると右辺の白二子が一時に薄くなる。上辺は仮にしろイと打ち込まれても黒ロとコスんで白ハ黒ニと運んで不満はない。


正解 2図
白1の二間ビラキが右辺の白の陣容を強化すると同時に、黒模様の二重構造を妨げる一石二鳥の大場である。
そこで黒2とヒラかれても左上の白には響かないから白3と下辺のツメに回って白イの打ち込みを狙う順序になる。黒2とヒラく手で黒ロとツメるのも好点だが、この布石では白ハと受けずに白ニと上辺に先鞭される可能性がある。