★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-16 19:26:52 | 研究室
2007/1/17/(水)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。


第十四問 黒先
黒、い、のヒラキ、黒、ろ、または、は、のカカリなど好点はいろいろあるが、この局面ではそれよりも白の弱点に注目したい。



研究室 A図
黒1とツメて白2・4と囲わせるなどは黒不十分である。



B図
黒1と隅の地を守って白2と囲わせるのもぬるい。



回答1図 正解
黒1と白の不備を咎めるのが、絶対にのがせぬA級の打ち込みである。



2図
白1とヒラば黒2・4と攻めてよく、二間ビラキの白の陣容もまだ完全とはいえない。



3図
白1と三々に入れば黒2以下6と遮断してよく、布石の初期に黒14までと厚壮な外勢を築けば打ちやすい局面になる。黒4で黒13とマガリ、白イ、黒、ロ、白、5、と先手を取って黒、ハのツメに回るのも一作。



4図
黒1と打ち込んで黒3とシマるのは、白△一子を捨てて他の大場に回られるから不十分である。