★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-04 08:45:36 | 研究室

2007/1/4/(木)

明けましておめでとうございます。
本年度からまた頑張りますのでよろしくお願いいたします。

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。



第2問 黒先
布石を単純化させる意味で両ジマリは黒の歓迎するところだが、シマるとすればどのシマリを選ぶかと言う判断はこの際重要である。


研究室 A図
右下隅へのカカリを打たずに白6と割打ちしたのは変則的な布石の進行だが、大ゴミの碁で五目半などのコミをたよろりにゆっくりした布石に導く趣向として選ばれる例はある。次に黒イも大場だが白ロとカカられてはまずい。


回答 1図
黒1の一間ジマリは白2のツメを残すから疑問である。白2がすぐ打たれるかどうかは別として、相手に好転を与える着点は感心しない。


2図
小ケイマジマリも白△一子に響かぬ点が不満である。白△一子にはまだイまたはロと上下に二間にヒラく余地が有り、割打ちの効果を失っていないからである。


正解 3図
黒1の大ゲイマジマリが適切で、白2のヒラキと換われば、シマリと言う大場を先手で占めた満足が大きい。


4図
白2とヒラク手で白1と上辺の大場に先行すれば黒2のツメが絶好で、孤立の白一子を攻める立場に恵まれる。