★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-28 07:15:51 | 研究室

2007/1/28(日)土曜囲碁は1対3に終わる反省

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。


第二十五問 黒先
四辺に大場が残されているが、五立した白の強力な外勢の発展を制限するのが現下の急務であろう。問題はその着点だが?・・・



研究室
A図
白6の一間バサミに対して黒7とトビツケた手が左上に出来た上席型の起源である。白8で白イとオサえる型、黒11で黒12とハネ込む変化は過去にもあった。
この布石の焦点は上辺の争奪戦だが、黒5以下四子の前途についても考慮しておかなければならない。



回答
1図
黒1と右辺に三連星を敷くのも大場だが、五立の勢力をフルに動かして白2と六間にヒラかれてはおもしろくない。



2図 正解
黒先だから黒1と星下まで進めるのが妥当な着眼である。こわいのは白2と割ってくる手だが、普通に黒3と受けていてよく、白4・6と運ばれても黒7と二間にヒラく余地があるから心配ない。その黒7を妨げて(白4で)3図。



3図
白1とツメれば黒2・4という要領。



4図
左上方面の問題は白1と隅の実利を奪えば黒2・4とハネノビてよい。



5図
逆に白1とハネてくれば黒2・4とハイ、白5の後先手を取って他の好点に向かうことが出来る。