★弁天喜楽会囲碁★

     

感覚テスト

2007-01-09 16:15:19 | 研究室
2007/1/10/(水)

1月のテーマとして感覚テストに挑戦
シマリ、カカリ、第一次の大場、第二次の大場、ツメ
打ち込み、模様の中心点など布石に関する重要手法の
25題に汗する。


第七問 黒先
どこよりも右辺の大場の争奪が当面の急務であろう。白の手番ならば白イとヒラくのが黒の厚みに対抗する絶好の大場だが、黒の手番ならば?


研究室 A図
白28の取までは二間高バサミ定石の一変化である。
黒19では次図


B図
黒1とヒイて白8となる例が多い。


回答 正解図1図
左辺の第一次大場は、黒からはイ、白ならばロあたりだが、それよりも黒の外勢を一杯に働かせて黒1と五間にヒラくのがこの布石での急務である。続いて白2のオシから黒7のトビという進行がかんがえられる。なをこの布石では、機を見て白ハとツメる手が、狭いながらも白ニの打ち込みを狙う好点として指摘される。したがって黒ハの一間ツメも、黒ホを二の矢とする手が大きい。


2図
黒1のヒラキに追従して白2とツメるなどは事が小さい。黒3のオシが大勢上の好点で、ここを封鎖されては黒の形がいよいよ厚い。