ささやかなJUNKER

手に入れたデジタルアイテムやジャンクPCなどを紹介したいと思います。
しかし最近はジャンクとはご無沙汰です。

"ささやかなJUNKER"氏、「ジャッジ 島の裁判官奮闘記」を視聴する。

2015-03-18 17:21:46 | Weblog
ささやかなJUNKER氏は、2007年2008年NHKで放送された「ジャッジ 島の裁判官奮闘記」とその続編「ジャッジ2 島の裁判官奮闘記」をまとめて一気に視聴した。
鹿児島県の南に浮かぶ大美島、その地方(家庭)裁判所支部に、三沢恭介が支部長として転勤してくる。
妻の麗子と娘と共にであったが、どこか夫婦のかわす表情はぎこちない。
恭介の前任地は大阪地裁、高度な専門知識を要求される知的財産を扱う部署で、激務の日々を送っていた。
その代償として妻は娘を連れ実家に帰り、家庭は崩壊しかけていたのだ。
恭介はこの転勤を機にやり直そうと、なんとか妻を説得し島につれて来たのだ。
支部長・恭介は、この島のたった一人の裁判官となった。
家事、少年から民事、刑事まで、全てを一人で担当する。
今までとはまったく勝手の違った日々が始まる。

実に良いドラマであった。
裁判官の生活や仕事を丁寧に描きながら、人を裁くことの意味や意義を見る者に考えさせる。
主人公は島での裁判官の仕事の中から、その意味を見いだし人間としても裁判官としても少しずつ成長してゆくのである。

過剰な演出はなく、真摯に裁判の意味を問いかけてくる。
そして爽やかな涙が溢れてくる良作である。
是非、ご覧頂きたい。


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