ささやかなJUNKER

手に入れたデジタルアイテムやジャンクPCなどを紹介したいと思います。
しかし最近はジャンクとはご無沙汰です。

天領日田行

2008-11-23 21:51:27 | Weblog
本日は天候が今ひとつでしたが、大分の日田市に行ってまいりました。
高速は10kmの渋滞という情報が入りましたので、途中まで一般道を走り、その後高速道路を使うことにしました。
江戸時代には幕府直轄の天領地として日田代官所が置かれた城下町です。
この日田は九州各藩に貸し付けた利子により莫大な利益を得て経済的にも豊かになり、その経済力をもって町は整備され、今でも市街には古い町並みや土塀が残っています。
日田の御用達商人の商家が集中していたのが豆田町です。

今でも県内最古の商家や蔵屋敷が建ち並んでおり、日田一番の観光名所となっています。
それが期間限定で、明日まで公開するのが製蝋業と掛屋を営んだ「草野本家」です。

なまこ塀が目を引き、元禄年間の建造だと言われ、江戸時代から伝わる掛け軸や屏風などが展示されていました。
川べりの方へ歩くと、江戸時代に建てられた酒蔵「クンチョウ酒造」があります。

日本酒の歴史や製法を知る酒蔵資料館が無料公開されています。
以前に使われていた中蔵が資料館となり、急な階段を上ると酒造の樽などの道具が展示されています。

南の方にずっと歩くと「咸宜園」があります。
廣瀬淡窓が開いた私塾跡で、江戸時代末期の姿に復元されているそうです。
塾出身者には、高野長英や大村益次郎、清浦奎吾などがいます。

その後、車で移動し、「原次郎左衛門味噌醤油蔵」へ。

明治32年創業だそうで、申し出ると味噌・醤油蔵やラムネ工場を見学させてくれました。
蔵では、"もろみ"や"麹"の匂いが充満しています。

一番奥にあるラムネ工場では、実際に製造機械を動かして見せてくれました。

家内が試食した"もろみ醤油"がかなり美味だったらしく、うまくち醤油を一本購入し帰路に着きました。
豆田町あたりは店が建ち並び、観光地化し過ぎているかなという印象でしたが、無料駐車場が各所にあるのは便利で、ここに車を置きのんびり歩くのは中々良いものです。
ただ道路は生活道路でもあるため、車が頻繁に通り歩くに少々気をつけないといけません。


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