昨日の党首討論を見た。
その後各局のテレビ報道を見ると、
『今回の与党案は納得できない!』という意見一色であった。
しかし、冷静に考えて本当にそうであろうか?
安倍首相が出した与党案というのは
①標準的な受給開始年齢の60歳に達している記録2880万件と受給者3000万人を1年間で照合。
受給年齢に達していない被保険者も1年以内にすべて調査する。
②年金記録の照会などについて、土日も含め24時間体制で相談を受け付ける。
③領収書や記録がないケースは第3者委員会で検討し、
年金加入者の気持ちに立って審議を行う。
④5年の時効をなくして全額を補償する。
というもので、私には現時点でこれ以上の解決策があるとは思えない。
民主党に、もしもっと優れた解決案が有ると言うのであれば、
昨日の党首討論で小沢代表はきちんと示すべきではなかったか。
安倍首相の『代案があるならば示してください』と言ったのに対し、
小沢氏が『ここは首相に質問する場』である、と代案を示さなかったのはいかにも解せない。
(ちなみに党首討論は首相の『反論権』を認めている)
現時点での与党案は、民主はじめ野党の要望をほぼ組み入れたもので、
これを超える案と言う事は
『申し出た全ての方に対し無審査、無条件で全額補償する』
ことを意味する。
国民が手にする年金は、言うまでもなく国民の掛け金及び税金で賄われる。
国民は本当にこの『無審査無条件全額補償』を支持しているのだろうか?
確かに昨日の強行採決はいただけない。
しかし、野党はいったい何をこれ以上審議しようと言うのか?
党首討論においても、安倍首相が
『年金加入者の気持ちに立って審議を行う。』と述べたのに対し
小沢代表は
『それでは今までと一緒だ。国民の申し立てを基本的に採用する前提に立つべきだ』と言ったが、
小沢氏と安倍氏の言ってることは、同じ事を表現を変えて言っているに過ぎない。
確かに社保庁の仕事ぶりの杜撰さには私も激しい憤りを感じるし、
私自身にも、社会保険事務所から、
『確認できない』という理由で、賭けた筈の年金が一部支給されない由の連絡があった。
しかし、ここは、
もう少し冷静に現状の事態を見つめ、
与党案以上の解決策が、本当に有るのかどうかを考えるべきではないだろうか。
その後各局のテレビ報道を見ると、
『今回の与党案は納得できない!』という意見一色であった。
しかし、冷静に考えて本当にそうであろうか?
安倍首相が出した与党案というのは
①標準的な受給開始年齢の60歳に達している記録2880万件と受給者3000万人を1年間で照合。
受給年齢に達していない被保険者も1年以内にすべて調査する。
②年金記録の照会などについて、土日も含め24時間体制で相談を受け付ける。
③領収書や記録がないケースは第3者委員会で検討し、
年金加入者の気持ちに立って審議を行う。
④5年の時効をなくして全額を補償する。
というもので、私には現時点でこれ以上の解決策があるとは思えない。
民主党に、もしもっと優れた解決案が有ると言うのであれば、
昨日の党首討論で小沢代表はきちんと示すべきではなかったか。
安倍首相の『代案があるならば示してください』と言ったのに対し、
小沢氏が『ここは首相に質問する場』である、と代案を示さなかったのはいかにも解せない。
(ちなみに党首討論は首相の『反論権』を認めている)
現時点での与党案は、民主はじめ野党の要望をほぼ組み入れたもので、
これを超える案と言う事は
『申し出た全ての方に対し無審査、無条件で全額補償する』
ことを意味する。
国民が手にする年金は、言うまでもなく国民の掛け金及び税金で賄われる。
国民は本当にこの『無審査無条件全額補償』を支持しているのだろうか?
確かに昨日の強行採決はいただけない。
しかし、野党はいったい何をこれ以上審議しようと言うのか?
党首討論においても、安倍首相が
『年金加入者の気持ちに立って審議を行う。』と述べたのに対し
小沢代表は
『それでは今までと一緒だ。国民の申し立てを基本的に採用する前提に立つべきだ』と言ったが、
小沢氏と安倍氏の言ってることは、同じ事を表現を変えて言っているに過ぎない。
確かに社保庁の仕事ぶりの杜撰さには私も激しい憤りを感じるし、
私自身にも、社会保険事務所から、
『確認できない』という理由で、賭けた筈の年金が一部支給されない由の連絡があった。
しかし、ここは、
もう少し冷静に現状の事態を見つめ、
与党案以上の解決策が、本当に有るのかどうかを考えるべきではないだろうか。