他人事ではない、アルカイダの対中国ジハード宣言。

2009-10-09 12:17:28 | 時事
アルカイダ幹部「中国と聖戦準備」

国際イスラムテロ組職であるアルカイダ高位幹部がウィグル族に、
中国に対立し聖戦(ジハード)することを促した。

また全世界のムスリムたちに、
これらに対する支援を要請したとAFP通信など外信が8日、報道した。

アルカイダのアフガニスタン司令官というアブ・ヤヒヤ・アリビ氏は7日、
インターネットに載せた20分の動画を通じ
「(中国)侵略者たちに対抗し、
 ジハードを準備しなければ抑圧と不義をとり除くことができない」

と述べた。

彼はまた
「東トルキスタンの、抑圧されて傷ついた兄弟たちを支援することは
今日のムスリムの義務だ」

と強調した。

東トルキスタンは中国の新疆ウィグル自治区を示すイスラム圏の地名だ。

アリビは1979年、アフガンを侵攻した旧ソ連がイ
スラム武装勢力に敗れて退いた事実について言及し
「彼ら(中国)はソ連の経験を踏襲するだろう」と警告した。

米国のあるテロ監視団体は問題の動画が7月末~8月初めに制作され、
アルカイダの宣伝機構であるアルサハブが公開したものと見られると
明らかにした。

中国政府はアルカイダのこのような脅威に対し、慎重な姿勢を見せている。

中国外交部は「報道内容を検討している」とし
「まだ公式的な反応を出す段階ではない」と述べた。

しかし香港サウス・チャイナモーニングポストは
「アルカイダの核心関係者が中国に対立して戦う意思を表明したのは初めて」
とし、中国政府が今回の事態を深刻に受けとめると報道した。

2009.10.09 11:16:49ⓒ 中央日報/Joins.com





東トルキスタンというのは

記事にもあるが『新疆ウィグル』のことだ。



鳩山政権はインド洋給油を止め、

アフガンに直接上陸して

「別の支援をやる」と言っているようだが、


そんなことをすれば当然目立つから

アルカイダの目に留まることは間違いないだろう。



今までどおりそっと給油するくらいのことが

無難である事は間違いのないことで、


いくら鳩山が

『あの、あの、、アフガニスタンのために、、ですね、、』

と泡吹いたところで、

アルカイダが納得するとは思えない。



ヘタすれば、

日本でもテロが頻発

なんて事になるやも知れない。



まぁ、この問題も、

『やっぱ、、時時間というファクターによって変化する
 ことになりましたので、給油継続という事にすますた』


という事になるのだろう。



テロなんか食らったら、


内閣なんぞ、


一発で吹き飛ぶからな。



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7 コメント

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きっとその手は血に汚れている… (鰤太郎)
2009-10-10 14:40:01
Pさん、やまびこさん、こんにちは。

やまびこさんのおっしゃるようにテロ行為は全く罪のない民間人が犠牲になりますし、
その行為は非人道的であり、
許される行為ではありません。

確かやまびこさんの言葉や考え方は正しいはずです。
だからといって中国の行動を看過し、
放置すれば間違いなく漢民族以外は民族浄化、
大量虐殺されてしまう可能性だってあります。

正直、私のコメントや考えは恐らく極論であり、
感情論に近いと思います。
中国政府は人間の尊敬、
いや感情さえ許さないほどウイグルやチベットを弾圧し、
反抗する力を奪い、
また言論は封殺され、
そして搾取され、
じわじわと殺される運命です。

しかし国連もあの大国も何もしない、
何も出来ない。
それは中国の力があまりにも強大だからです。

では、誰が手をさしのべるのか?
それはやはり同族だけです。
ここで手をさしのべなければ、

それはやはり見殺しと同じです。

たとえその手は血で汚れていてもです。

ウイグルやチベットは日本の未来の姿かもしれないです。
それはそんなに遠い未来じゃないと思いますし、
それほど今の日本は危うい状態だと私は思います。
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インクの滲み (P@RAGAZZO)
2009-10-10 14:10:07
大兄、こんにちは。

おっしゃる事は理解できます。
ですから、そのおっしゃっている部分を
鰤太郎さんは
『国際的には間違っています』と、
語彙としては不適格かも知れませんが、
表現したのです。

私はその表現の気分というか
茫洋としたインクの滲みに同感し
賛意を示したのです。

テロが正しいとは私も思いません。
しかし、他に方法が無いというのも
事実であると言わねばなりません。

また、テロのみが無垢の民間人に危害を加えるのではないことも
大兄の良く理解されている所だと多います。
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いわんとするところ (やまびこ)
2009-10-10 13:34:47
Pさん、こんにちは。

しつこくて申し訳ないと思います。
しかし、「テロ」に関しては、大同を感じながら見過ごせない小異を指摘させていただきたいのです。
仰るところの「言わんとするところ」はPさんの部分も鰤太郎さんの部分もすこぶる同感できるのです。

しかし、同胞への理不尽きわまる圧政、支配への抵抗手段として、力弱き者が他に有効な手段を持たないからと言って、現在の大方のテロ組織のように、大勢の無辜の人間を殺戮していいものでは絶対ありません。
昨今はテロといえばイスラムという印象があります。
一口にイスラムと言っても、仏教やキリスト教もそうであるように実に様々な派に分かれています。
その一部に「大々的な暗殺行動」をもって部族や信仰を守るという教義を唱える派(シーア派のイスマイール派中のニザール派・・・別名暗殺教団)もあります。
10億をはるかに超えるイスラム教徒の大多数は、決して暗殺だのテロなどを正当化する教義は有しないのですが、一部の指導者の中には二ザール派的思考に取りつかれて、あたかもそのような行動こそ真のイスラム的な行為とする者がいることは事実です。
(ウサーマ・ビン・ラーディンなどが典型例)
でも、それらは全イスラムの中では少数であり、かつ異端視されているところです。
イスラム教が平和的教団かどうかは異論があるかもしれません。
しかし、はっきり言えることは過去のキリスト教(仏教でさえ)の凶暴さと比べて、特にイスラムがそれをしのぐとは到底言えません。
そんなことはともあれ、力弱きものが強き者に抵抗するに際して、「テロ」くらいしか持ち得るべき手段が無いことぐらい私にも解ります。
だから「テロ」という攻撃手段の正否までは言及したくありません。
ただし、攻撃の矛先は絶対に無辜の市民であってはなりません。
現在のテロ集団の指導者(単なる扇動者かも知れあんせん。)は、自ら危険を冒すことは絶対せず…いやむしろ必死に逃げ回り)無知、無学な若者(時には少年)を洗脳して自爆死させ、それによって敵そのものではなく通りがかりの市民を殺戮し、間接的に敵を困らせようとするわけです。
なんと言う卑劣さ!横着さ!
奴らこそアラーの懲罰を受けるべきものです。
理不尽な敵を攻撃するために、関係ない無辜の市民を大量に殺戮して良い訳がありません。
アメリカ国民や居合わせた旅行者が殺戮されてはならないように、中共指導部や軍事集団の人間でない中国人が大量に殺戮されるのを許してはなりません。
それでは正義の戦いになりようもないからです。
不正義に対して、不正義の手段で戦うなら己もまた不正義ということです。

ああ、安重根・・・君の行為を是とはしないのであるが、無差別な大量殺人を持って抵抗運動だとか言い立てることに比べれば、どんなにか純粋で美しい「テロ」であることか・・・。

以上が、おおよそ私の申し上げたいことです。
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言わんとするところ (P@RAGAZZO)
2009-10-10 12:10:54
大兄、こんにちは。

>>アルカイダの行動は国際的には間違ってます。
>>だが人間的には正しいです。

という文章の語彙そのものが適切であるかどうかは議論もあるところでしょうが、
私にはその言わんとするところには肯首できます。

すなわち、
テロ行為自体は大兄ご指摘のように
非人道的、かつ、無辜の人命が失われる理不尽に満ちています。

しかし、圧倒的な戦力を持つ相手と戦うに
現実に何を以って応ずればよいのか?
という問い対し、
私たちは明確な答えを持たず、
チベットやウィグル族の心情を思えば、
彼らの立場になって熟考すれば、、
他にどのような方法があるのか?、、

彼らの気持ちも解からぬではない、、、
と思う、私自身(あるいは鰤太郎さん)の
感情があることを否定できないということです。

ましてや、我が国が中国から迫害されるような事態となったとき、
政府が腰砕けで応戦しなければ
民間に反中国の組織ができゲリラ活動を行うとして、
私は日本人の感情として
これを完全に非難することはとてもできそうにありません。

この事を『人間的に正しい』と表現することは
適切とは言えないかもしれませんが、
その言わんとするところは充分に汲み取れるのではないでしょうか。

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混同 (やまびこ)
2009-10-10 10:14:58
Pさん、鰤太郎さん、おはようございます。

お二人のコメントについて、大筋で賛同しつつも、いま一つ違和感をぬぐえません。

>>アルカイダの行動は国際的には間違ってます。
>>だが人間的には正しいです。

そうでしょうか?
↓は、Pさんご指摘の通りです。

>>ウイグル族やチベット族にとって、
>>戦う術は、『テロ』と呼ばれるゲリラしか残されてはいないのです。

しかし、そのうえで彼らテロ組織の者どもが決まってとる方法は、正しいと言えるでしょうか?
無知無学な若者に宗教的洗脳を施し、殉教という名の自殺に駆り出し、これまたテロの動機となった抑圧は全く無縁な婿の市民を大量に殺戮する・・・。
はたしてこのような攻撃の在り方が人間として正しいなんて言えるでしょうか。
私は「テロ」自体を全面的に否定しようとも思わないのです。
ですが、敵以外の者を殺戮して何の正義でしょうか?
あまたのテロはことごとくそうですが、その最たるものは9.11でしょう。
ヤルなら敵そのものか、気の毒には思うが敵の直接のはいかである軍人しか標的にしてはならないと信じます。
市居の市民を大量に殺し、いや若者の命の犠牲の上に殺させ、己は奥まったイスラム寺院か洞窟でのうのうと正義の説教を垂れる・・・虫唾が走ります。
唯一にして絶対の、そして慈悲深き神アラーは、間違ってもそのような行為を望んではいらっしゃらないと思うが・・・。
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戦う術 (P@RAGAZZO)
2009-10-09 15:33:58
>>アルカイダの行動は国際的には間違ってます。
だが人間的には正しいです。

もう、まったく同感です、鰤太郎さん。
ウイグル族やチベット族にとって、
戦う術は、『テロ』と呼ばれるゲリラしか残されてはいないのです。

『抑圧されて傷ついた兄弟たちを支援することは今日のムスリムの義務だ』
とは、何という頼もしくも説得力のある言葉でしょうか。

今日本が例えば中国から攻撃された時に
米国でさえ明確にこれだけのことが言えるとは思えません。

ウィグルの人々は涙を流していると思いますね。
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人間の尊厳を守る。 (鰤太郎)
2009-10-09 14:02:50
Pさん、 こんにちは。


アルカイダの行動は国際的には間違ってます。

だが人間的には正しいです。
中国政府や漢民族のウイグル族に対する不当な弾圧に対し戦うことは間違っていないはずですよね。

それは人間の尊厳を守り取り戻すための戦いだと私は思う…
もし日本がチベットやウイグルと同じように自治領になり、
言論統制や不当な弾圧をうけたら、
私はきっと戦います。
例えテロリストと呼ばれても戦います。

いや、私だけじゃない、
日本人の矜持を持っている人間なら人間の尊厳を守るために戦うはずです。

私はそう思いますし、そう信じたいです。
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