頭を冷やせ、両陣営!

2007-07-21 19:14:26 | 時事
麻生太郎外相が二十日午後、
中国と日本のコメの価格差をめぐり「アルツハイマーの人でも分かる」と発言したことについて、
野党が猛烈に批判している。



かたや、
民主党の末松義規衆院議員が新潟県中越沖地震の被災者救援募金活動で、
新潟市を訪れた件を自分のブログで「珍道中でした」という表現を使い、
末松氏のブログに批判コメントが殺到し炎上した。


両氏とも発言の非は認め謝罪撤回している。



参院選の切所とはいえ、
これらの言葉狩り、ヒステリックな、
マスコミやネットを含め両陣営の対応はどうであろうか



また民主の鳩山幹事長は、
政府広報に
『基礎年金番号に統合されず宙に浮いた形となっている約5000万件の記録の照合と通知について、
 本年度中をめどに完了する』
などの対応策を掲載した事に対し、
公職選挙法に違反するとして、安倍晋三首相の告発状を東京地検に提出したそうだ。



この告発を地検が受理するかどうか知らないが、

結果として国民の不安が少しでも解消されるのであれば必要な広報であったかも知れず、
両党ともこれを政争の具とするのは、
国民の目から見て白けるばかりで見ていてアホアホしい。



そもそも、政府広報などをどれだけの国民が注目して見ているであろうか?



選挙戦が過熱する事は解からぬではないが、

揚げ足取りや言葉狩りなどの、
ほとんど罵倒合戦の様相を呈してきたこの状況を、
例えば他国の政治家やマスコミはどのように見ているだろう?




日本では時々台湾などの国会乱闘シーンを報道して笑ったりしたが、

今のマスコミも巻き込んだ参院選選挙戦の狂乱ぶりは如何か?





いま少し冷静な、政策論を戦わせる選挙戦を望む。




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