消去法だが、今回は河野太郎を推してみる。

2009-09-19 14:57:30 | 時事
【総裁選】候補者所見発表演説会 河野 太郎 候補 所見(2009.9.18)




私はこの河野太郎という人物が嫌いである。


まず、父親があの国賊河野洋平であり、

首相の靖国参拝に反対し、

中国のことになると口を閉ざす。


しかし、河野、谷垣、西村の所見を聞いてみるに、

谷垣は『みんなでやろうぜ』とワケがわからないし、

やはり旧い自民党の匂いが抜け切れていない。


西村は人柄は良さそうだが、発信力が弱く、

その政策も『脱官僚』『地方重視、庶民にやさしい政治』と

民主党との旗色の違いが鮮明でなく、

自民党の独自色が出し切れていない。



その点、河野は

健全な保守政党を標榜する新しい政党として、
無駄のない、効率的な『小さな政府』を作り上げる。

健全で公平な競争環境を創りあげることにより
『経済を発展』させ、
発展した経済の果実を社会保障として
国民の安心を得るために使う。

失敗しても受け止めるセイフティーネットを張る。

憲法9条改定派。

外国人参政権反対。

外交や安全保障のスタンスは『親米リアリズム』。


と、

民主党の『大きな政府』『結果平等主義』

『脱米親中』『外国人参政権付与』とは

明確にその主張が違っており、

一方の大きな極となりえる旗印であるといえる。



さらには、森や派閥の首領たちを明瞭に批判し

脱派閥が言葉のみでなく

本気である事を感じさせる。



河野がベストであるとは思わない。


しかし、この3人の中で

自民党の再建を果断にやってのけられるのは

たとえ消去法であったとしても

河野以外には居ないのではないか。


再三言うが河野は好きな政治家ではない。


が、政治は好き嫌いではないのである。



今回は河野太郎を推してみようかと、、


いくぶん頭を傾げながら


私は思っている。




参考の為に他の候補者の所見の動画を貼っておく。

谷垣 禎一 候補 所見
http://www.youtube.com/watch?v=B0Mor3sj1Vg&feature=channel

西村 康稔 候補 所見
http://www.youtube.com/watch?v=g1eUjuYeYxE&feature=channel


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
掃除人 (P@RAGAZZO)
2009-09-20 11:46:41
鶏さん、こんにちは。

その通りです。
自民党はだめだと言っていても始まりません。
今は与えられた条件の中でベターな選択をすべき時です。

民主党政権も官僚政治の掃除をするという事では
意味の無いことではありません。

その間に自民党も派閥やその首領たちの大掃除をしてしまい
新しい旗を掲げることです。

その掃除人として河野は
今のところ適任だと思えばよいのです。
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このままでは、、 (P@RAGAZZO)
2009-09-20 11:37:47
アプリさん、こんにちは。

あはは、、上手いですね。

しかしまぁそう言わずに、、
民主党をこのままにしておけば、
日本は社会主義ファシズム国家となります。
何とかしなければなりません。
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奇貨 (P@RAGAZZO)
2009-09-20 11:33:21
こんにちは、大兄。

あはは、いやぁ荒唐無稽の戯言をと
お叱りを受けるかと思って覚悟しておりましたが、
大兄も進次郎氏奇貨居くべしと思われましたか。

平時はともかく、今は乱世です。
ここ数年は我慢するとしても、
機が熟したときに新保守の星として自民の顔ぶれを眺むれば、
進次郎氏をおいて他に思い浮かびません。

他にも稲田朋美、棚橋泰文、小野寺五典、石原伸晃など、、
悪くはありませんが、ピリッとしませんし、
まず、国民のハートを鷲づかみするにはその印象は希薄にすぎると思います。

これからが楽しみの若者ですね。
返信する
難しい選択ですね ()
2009-09-19 20:17:55
河野親子2代で支那の犬で超売国奴とくれば
普通なら論外なんですが、政治は理屈や理想だけではないですしね。真正保守・自民党の復活になるなら…

いや、甘い期待はせずに可能性の一つとだけ見て
冷静に見ていくしかありませんね。
返信する
パロディ (アプリ)
2009-09-19 20:13:58
河野、西村、谷垣の自民党総裁候補が討論会。


……
……
醜い…。
返信する
わっはっは (やまびこ)
2009-09-19 19:36:03
Pさん、こんばんは。

ご気分を害しかねない私のコメント(世迷言)に丁寧に
お返事をいただき、恐縮です。
かつ、読みと見識の深さに改めて脱帽です。
「ばかばかしい」と思うどころか、心から敬意を表します。

>>進次郎氏の顔を見てみれば判りますが、
>>彼は宰相の容貌です。

いやあ、うれしい!
Pさんも、そう思われますか。
私は彼の父が照れながら「息子は27歳だが、自分の27歳の時よりよほどしっかりしている。私は変人だと呼ばれたが、ほら、ただの親ばかでしょ。普通の人間です。」なんて言ってましたね。
これに対してかなり多くの小泉ファンががっかりしたみたいですが、私はそうは思いませんでした。
彼の政治家としての過ぎ越し方を見れば、ここで息子に世襲することは、どのような批判と支持者の中での落胆があるか、読めない人ではありません。
百も二百も承知の上で、「この男はそこらの世襲なんかとは根本的に違う男だ!」と見抜いたに違いないと思います。
だから、己に対する批判、落胆をものともせず、決然と世襲に踏み切ったと思われます。
何がただの親ばかなものですか。
親子なるがゆえに単に茶化して見せただけです。
小泉純一郎の政治家としての眼力、決断、恐るべきものがありそうです。

自民党が安定的に推移している限り、進次郎氏にはそう簡単に目が回ってこないですよ。
でも、この事態は何か起こる可能性はあります。
そうです!
西郷隆盛、大久保歳三、吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎、ほかほか・・みんな血気の若者でした。
自分も進次郎氏の姿に大いに楽しいなものを感じています。
返信する
宰相の容貌 (P@RAGAZZO)
2009-09-19 18:12:49
こんにちは、大兄。

おっしゃる事は理解できます。
ですから、消去法であると言っているのです。(笑)

今回は誰が党の総裁になったところで
総理になるわけではありません。

ただ、民主党との対立軸だけはきちんと立てなければならないでしょうし、
自民党の古色を一掃することも大切なことであり、
西村氏もアリかなと思いましたが
何しろ弁が立たない。

今この案をエントリーすれば
『ばかばかしい』と思われるので書きませんでしたが、
自民党が勝てる策はあります。

それは、河野を毒として、派閥という毒を制し、
小さな政府を標榜した新保守主義の旗印を掲げ、
自民党を新自民党にその中身まで刷新してしまう。

民主党はほころびを見せますから、
鳩山、小沢、亀井などの政治資金を洗い、
その経済政策の誤りを徹底的に追及し
(すでにウォール・ストリート・ジャーナルが9/16版で
 「鳩山新政権下では日本の経済も金融も巨大な後退の途をたどる」
 と予測しています)、
来年の参院選では少なくとも互角に持ち込む。

その後、民主党がたとえ持ったとしても
4年後には総選挙(衆院選)がありますから、
その前に、じっくりと温存していた小泉進次郎氏(純一郎ではありません)を
華麗に自民党総裁として選出する。

進次郎氏は未知数ですが、民主党だって未知数だったのです。

進次郎氏の顔を見てみれば判りますが、
彼は宰相の容貌です。

ポピュリズムと批判されるでしょうが、
女性票は根こそぎ頂けるでしょう。

基本路線だけ押さえていれば
政治の細目は担当大臣や官僚がやるでしょう。
指導者の本来の役目は
行くべき道を指し示すのみです。

そして、今回、進次郎氏は河野太郎を支持表明しているのです。
返信する
そうはおっしゃるが・・ (やまびこ)
2009-09-19 16:56:43
Pさん、こんにちは。

私も今回の顔触れに非常に落胆しています。
3人への評は私もほぼ思いは同じです。
ただ、消去法と言われても、河野だけは絶対にいけません。
その理屈はいろいろありますが、理屈以前にあの顔が日本国民を率いる顔に見えますか?
品格のひとかけらもない野卑な顔ですよ。
あの顔は彼の品性そのものをよく物語っているに違いありません。
そういう点では、いかにも頼りなさそげな谷垣より、西村氏の方が立場をを得るにつれ、化け始めるかもしれませんね。
現時点では到底宰相の器ではありませんが・・。

このように人材不足だなんて思いもよりませんでしたが、どうせならここでは発想を大きく変えたらどうなんでしょう。
どの道しばらく政権にはつけませんから、現職議員じゃなくてもいいんじゃないですか。
まして、選挙区で落ちて比例で上がったから資格がないなんて、この際贅沢は言っとれんでしょう。
たとえ今は議席がなくても、次の総選挙で当選し、堂々と総理に就任してもいと思うんですがいかがでしょう。
ただし、それなりの人であればのことですが・・・。

もうひとつその延長でいえば、党員全員が頭を丸めて小泉純一郎氏のところへ行って、今一度総裁に周してくれることを懇願してみればどうですかね。
せがれのこともあるから、よほど真剣に頼まないと、取り合ってくれないと思うけど。

私は、今回の大敗の一因というか、底流には前回総選挙であれほど熱狂的に支持した“小泉改革”を後継総理(政権)が、選挙もしない内にあれよあれよという間になし崩しに否定し始めたことに対する国民の怒り、不審があるのではないかと思うのです。
改革には痛みが伴うし、光には必ず陰があります。
小泉氏はそういうことを百も承知の上で、まずは痛みが生じても改革を断行しなければこの国が沈没すると訴えたのじゃなかったですか。
彼にもう5年の期間を与えたら、改革のひずみやい痛みへの手当、陰の修復を図ったと思われるのですが、意味の無い党内規定で宰相の座を降りた。
当然自分の意思を尊重、理解して路線を踏襲してくれるかと思ったら、頼みの安倍はグラグラ、福田は強いのは保守本流意識だけで、意志も能力ない体たらく、麻生に至っては「あの時賛成じゃなかった・・」なんて、殺されても言っちゃいけないことを平然と言ってのけた。
国民は」馬鹿にするな!俺たちの意思を聞きたいと言っといて、日も経たぬうちに何しやがる!」てなもんだったんじゃないでしょうか。
民主勝利を国民の小泉路線への批判とすり替えたい民主と自民内売国奴の声で、国民の真の意思が捻じ曲げられている気がするのです。
だって、今回の選挙は誰に言わせても、国民は麻生にノーを突きつけたが、鳩山にイエスと言ったわけではないでしょう。
国民の深いところの意思は、次回は引退すると明言している小泉氏が、どれほど直近まで宰相になってほしいナンバーワンだったか、思い出して見ればいいのです。
国民はだれが何と言おうが、いつも国民をしっかり見て、国民のために必要と信ずることは「千万人といえども我行かん」の精神で政治を行ってくれるリーダーを希求しているのです。
所属党を含め政治家がことごとく反対する郵政民営化を「国民の意思と問いたい!」と敢然と戦うリーダーにこの国を率いてもらいたいのです。
そういうわけで、この際、浪人の小泉総裁というのも有りかと思ったり・・・ま、それが無理なら、ちょっと前の(いや、本当にちょっと前なんですね・・・)小泉氏をほうふつとさせる人物が出てきてほしいですね。
この際、年齢、経歴、男女の別など一切度外視して・・・・。
救国のリーダー、早く出でまし!
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