今朝、朝飯を食いながらテレビを見ていると、
三田佳子が沈痛な顔をして記者会見をしていた。
彼女の次男(27)が覚醒剤で3度目の逮捕されたのだそうだ。
この息子の逮捕は今回で3度目らしい。
三田は憔悴しきった表情で
『母親として力足らずだった・・』
『このまま女優の仕事をしていいのだろうか、仕事をするより子供を監視するべきではないかとも考えた』
と、涙ながらに語った。
う~~ん、、、
確かに三田は、
この息子に若い頃から月々30~50万位の小遣いを与えていたようだし、
夫婦とも仕事が忙しく息子に接する時間も余り持てなかったのかも知れない。
私も両親が商売で忙しく、
小学校の運動会には父母共に現れず、
ひとりで鉄棒の下の砂場で弁当を食った記憶がある。
(もっとも、友達の親御さんが可哀相だと思ったのか「こっちで一緒に食べよう」と誘ってくれて、
運動会の昼食写真は友達の家族に私が混じったものを持っている)
とはいえ、両親が仕事で、子と接する時間が無い家族というのは良くある事で、
だからといって、その境遇の子が全て間違って育つという事はなく、
私は少しひねてしまったが(その事だけが原因ではない)、
立派に成長した人たちはたくさん居り、
むしろ、そのほうが多いのではないかと思う。
つまり、三田の場合、
その原因と責任は三田に全くないとは言わないが、
この息子に帰するべきものであろう。
しかし、現実問題として、
この事件がわが家庭に起きたと想像すれば、
やはり親として自分を責めてしまうであろうし、
おそらく怒りや恐れというようなものではなく、
深い哀しみを覚えるのではないかと思う。
そして頭の中ではこの子を突き放してしまうべきだと思っていても、
それは出来ないだろう。
人として弱いかもしれないが、
たぶん私は全力でこの子を守る。
この子にとって、最後の味方は私しか居ないと思うから・・・