昨日までのざわついた感覚とはうって変わり、
今日はわが街も粛然とした静かさで、
極限まで上り詰めた熱気と絶叫が
一気にクールダウンした感がある。
各党の候補者たちも
皆これまでになく全身全霊をかけて戦ってきた。
今は皆ただ端然と
国民の審判を仰ぐばかりである。
報道によると
民主党が圧倒に有利であるということで
民主党政権が誕生するのであろう。
それはそれで国民の選択なのであるから
尊重すべきであろうと私も思う。
もし今回政権交代がなくても
次回、政権交代劇は為されるだろう。
政治というのは全ての人々が満足する事はありえず、
不満のマグマは冷却せず
溜まっていくばかりなのだから。
それはまた、
新しい政権が辿らざるを得ない道でもある。
あの90%近い支持率を誇ったオバマ大統領でさえ、
今はもう支持50%、不支持50%と
拮抗してしまっているのだから。
つまり、米国民の40%は
オバマ氏を支持したことに
後悔の念を持っているということだ。
彼が就任して8ヶ月でである。
これからの政治に
国民がどのような反応を示すのか、、、
楽しみでもある。