ペシャワール会とベンガル虎

2008-08-29 14:00:39 | Weblog







【ペシャワール会「方向が違う」=町村官房長官の給油継続発言】


 町村信孝官房長官がアフガニスタンで伊藤和也さんが拉致され死亡した事件に関連し、
インド洋での自衛隊の給油活動を継続する方針を示したことについて、
伊藤さんが所属する「ペシャワール会」(福岡市)の福元満治事務局長は28日、
方向が違うんじゃないか。だから武力がやっぱり必要だというのは浅過ぎる
と批判した。

(2008/08/28-22:38)時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008082801022






皆が危ないからやめろと再三注意したにもかかわらず

ベンガル虎の檻の中に入って飼育をしていた人が

ベンガル虎に食われた。 


危ないと言っていた人たちは、

ベンガル虎の餌は与えつつ、

中でも人食いで獰猛な一部の虎の牙を抜く

危険な作業をしている人たちのお弁当を作っていた。


この場合、『浅すぎる』のは誰だろうか?


日本が給油活動を続けているのは

国際社会の要請や日本にオイルを運ぶ重油タンカーの航路安全確保の為である。


お弁当を作っているとベンガル虎から狙われると言う人もいるようだが、

それでは、ベンガル虎と国際社会からの離脱はどちらが危険であるだろうか?


お弁当を作ることは

日本にとって最も安全でリーズナブルな国際貢献なのではないか。


近々無投票で代表になるガマガエルなどは、

弁当作りなど止めて牙を抜く作業現場に出かけるべきだなどと宣っておられたが、

まさか二言はあるまいな?


お弁当を作る事は全く正しい方向を向いている。

方向が違うのは誰か、良く考えて発言すべきだ。


ペシャワール会のやってきた事に異論は無い。

彼らは彼らの理念に基づき

自身の生命を賭けて立派な仕事をやろうとしていると思う。


伊藤さんの死は名誉の死と言える。


これまでペシャワール会は伊藤さんの死に関し誰を責めるでもなく、

中村医師も「認識が甘かった」と潔い態度を示し、私は好感を持った。


ここで事務局長などがピントはずれな発言をする事は

ペシャワール会の活動そのものに批判的な声に力を与えるだけでなく

亡くなった伊藤さんの尊厳をも汚す事になるだろう。


熟考して発言されよ。









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