鬼畜の親より社会で育てよ!

2007-05-17 13:09:59 | 社会
熊本の慈恵病院の『赤ちゃんポスト』に、
3歳の男児が預けられていた事が話題になっている。


この男児は福岡から父親に連れられてやって来、
『かくれんぼしようね』と父親に言われポストに入ったという。


男児は活発で、質問に対して自分や父親の名前をはきはき答え、
話しかけられるとニコニコとうれしそうな様子を見せた。



この事件、というか事態は、確かにこの父親は批判されてもしかたがない。
しかたがないが、この父親は、要するに、、、預ける場所を間違えただけなのではないか?


この人は3歳のわが子を『赤ちゃん』であるかも知れないと思ったのであり、
無知であるが故に、『児童相談所』に行くべきを『赤ちゃんポスト』に向かってしまったのではないか?


昨日も1歳の子をバイクのヘルメット収納箇所に閉じ込め、
21歳の両親がパチンコと買い物に興じ、
死亡したために山林に棄てるという痛ましい事件が大阪であったが、


こういう鬼畜のような親の元で育っていくのと、
例えば孤児院のような所に預けられて、
親の愛情は知らないけれども、同じような境遇の子供たちと兄弟のように育っていくのは、
どちらが子供たちにとって幸せなのであろうか?


それは、確かに、こういう子供たちを社会が育てるという事になれば、
相当のコストもかかり税金も使うだろう。


しかし、この子達も長じて今度は社会の為に働き、税を納め、
社会に恩返しをする時が来るかも知れないではないか。



私は、

地域社会も含め、社会が、こういう子供たちを育てていくのだという意思を、
もっと持っても良いのではないか?

アフリカの子供たちやハリケーンに見舞われた地域の住民に寄付活動をすることは大事だけれど、
足元の日本のこういう不遇な子供たちにこそもっと目を向けるべきではないか?

と、、思います。



話は逸れてしまったが、

私は『赤ちゃんポスト』に3歳児を預けた男性には、まだわが子に対する愛情が幾分感じられ、
ポストに入れた後、彼は己の情けなさと子の哀れに対し、声を上げて泣いたと思う。

そうであって欲しいし、、、そう信じたい。




何でこのような社会になってしまったのか、、、






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