靴下の穴

2008-07-19 15:53:19 | 社会



【ショートメール:「テラワロス」? /静岡】


 「テラワロス」。
インターネット掲示板サイト「2ちゃんねる」などで使われているネット用語だ。
「テラ」は国際単位系における接頭辞で「1兆倍」、
「ワロス」は「笑えた」という意味で、合わせると「すごく笑えた」となるそうだ。

 東京・秋葉原で先月8日に発生し、17人が死傷した無差別殺傷事件。
私は事件発生直後から、容疑者が派遣社員として働いていた裾野市の自動車工場などを取材した。

 工場を携帯電話のカメラ機能で撮影する20代の専門学校に通う女性がいた。
静岡市から御殿場市に買い物に向かう途中工場に寄ったという。
「自分が不細工だからって秋葉原にトラックで突っ込むって、なんか笑える」と話した。

 容疑者の自宅マンション前で取材していた後輩の記者によると、
夜に若い男性が車に乗ってやって来て、容疑者の部屋を女性と同じように携帯で撮影した後、
「テラワロス」と叫んで帰って行ったそうだ。

 17人が死傷した事件を「笑える」と言い切れるのは何なのか。
事件はひどいが、それを見つめる人の目も怖い。「モラルの崩壊」という言葉を肌で感じた。【浜中慎哉】

毎日新聞 2008年7月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080717ddlk22070186000c.html






「自分が不細工だからって秋葉原にトラックで突っ込むって、なんか笑える」 
という感覚は、私はワカランではない。

例えば、葬式での坊主の読経の時、
正座した前の男の靴下の小指に穴があるのを発見したら、
不謹慎だが、、、私は、笑いを堪えるのに苦労すると思う。

また、これは実際の話だが、
私の目の前を、私のほうを振り返って睨み付けながら
蛇行して走っていた暴走族仕様バイクに乗っていた男が
右折する為に停車していた車に激突して
ドンという音と共に空中に飛び
前の車のルーフを飛び越しそうになったのを見た時は、
恥ずかしながら、私は大笑いした。

これらの事は“絵的”に充分に諧謔的であり、
『不細工と殺人』『葬式と靴下の穴』『睨み付けと空中飛翔』は
ギャップがありすぎ、突飛であり、異次元である。

これらの事に“おかしみ”を感じるのは何も現代になってからではなく、
昔から感じる人は感じ、解からない人には解からなかったし、
不謹慎だという批判もあった。


第一、英語版サイトで変態報道を垂れ流してきた毎日新聞が
モラルについての説教を垂れるなど、、、





テラワロス!!







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