安倍内閣支持率に思う。

2007-03-13 19:07:10 | 時事
安倍内閣の支持率が下げ止まり、むしろ僅かだが上昇している結果もある。
各社の調査によると
 
  ・朝日新聞  38%(前回プラス1ポイント)
  ・日本テレビ 43.2%(同プラス1.1ポイント)
  ・テレビ朝日 42.4%(同マイナス0.5ポイント)
  ・NHK      44%(同プラス3ポイント)
  ・TBS      46.6%(同プラス3.8ポイント)


衛藤晟一氏の復党や松岡農相の問題を抱えているにしては、
40%を超えた支持率はナカナカではないかと思う。

思うにこれは、安倍首相がここのところ吹っ切れたように本来の持ち味である攻撃性や保守性を発揮し始め、
国会答弁においても野党の質問に対し舌鋒鋭く切り返すなど、
明確に自己主張をし始めた事によるものだと思われる。

これまでの安倍氏は八方に気配りをし過ぎて、
左右どちらの支持者からも支持されないというジレンマに陥っていたのであろう。

当然安倍氏が内閣のスタンスを明確にすれば左側の人々は全く支持しなくなる。

結構な事ではないか。

全ての人に満足な政治など在り得ないではないか。

当然左の支持が無ければ支持率は35~50%以上にはならないであろうが、かまう事はない。
その代わりに中道を中心にそこから右側の人々の強固な支持を得る事ができる。

50%を常に超えた小泉内閣はある意味異常だったのであり、小泉純一郎氏は天才だったのだ。

この調子で安倍氏が支持率を上げ続け、例えば60%を大きく超えるような事が常態化すれば、
それは日本人のナショナリズムが少し不健全である可能性が高く、
むしろ、幾らか憂慮すべき事であるかも知れない。


  


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