よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録118(さそり座 まとめ)

2023-07-25 05:00:00 | 星座まとめ
さそり座 まとめ
 
画像①
NGCをNと略記。

AZ-GTi経緯台モードでの観測最後の星座。浅田さんの本(資料2)の案内に従って多くの天体を観望することができた。
この本はロングセラーで、初めは理解できないことも多かったが、いくぶん慣れて私の天体観望には欠かせない本となっている。(しかし、ロングセラー=昔に書かれた本という事で、少し前の天体観測を想定して書かれているため、最近始まった電視観望には対応していない。はじめの頃はそれが理解できてなくて混乱した。電視観望についての部分はネットの先輩方の情報で補っている。ネットの先輩方に感謝。)

写ったと思ったのは、NGC6334猫の足星雲とNGC6357戦争と平和星雲の2つの赤い星雲、色がつくと観望していて楽しいものだ。

残念なことは、アンタレス周辺のカラフルタウンをはじめ、色のついたところを充分に映像化出来なかったこと。自分の技術の未熟さに起因することだが、技術アップしなければと思う今日このごろ。まだ観望していない淡い天体も沢山あるらしいが次の機会までに努力していく。

印象に残ったのは、IC4628エビ星雲を中心に置いた3つの散開星団NGC6242、H12、NGC6231の構図。次回はもっと上手に撮したい。エビ星雲をはっきりと散開星団は星をもっと綺麗に。

嬉しかったことは、次の画像②のような「サソリ座と天の川」が映像化できたこと。電視観望はじめた頃、ネットやブログの「オリオン座と天の川」の画像・・・羨ましかったんですよね。オリオンとサソリの違いはあるが、撮れて嬉しい。一歩前進できた。

 
画像②よしべやから見たさそり座(2023/6/16)
 
画像③ステラナビゲーターLiteによる観望位置
 
 
 
参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニユアル」日本実業出版社

6)電視観望の機材07(機材一覧表) - よしべや自然博物館

7)さそり座~Wikipedia

8)電視観望の記録087(さそり座 NGC6334猫の足星雲)

9)電視観望の記録089(さそり座 アンタレス、M4球状星団)

10)電視観望の記録090(さそり座 M6散開星団)

11)電視観望の記録091(さそり座 NGC6357)

12)電視観望の記録093(さそり座 M7トレミー星団)

13)電視観望の記録096(さそり座 M80球状星団)

14)電視観望の記録109(さそり座 C76/NGC6231散開星団)

15)電視観望の記録110(さそり座 IC4628えび星雲+2さらに+1)

16)電視観望の記録112(さそり座 C75/NGC6124散開星団)

17)電視観望の記録117(さそり座 C69/NGC6302バグ星雲、NGC6281散開星団)

18)電視観望の記録105(天の川銀河 さそり座~はくちょう座)

19)Stellar ScenesさんWEBSITE