よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録105(天の川銀河 さそり座~はくちょう座)

2023-07-11 05:00:00 | 広角星空

天の川銀河(さそり座~はくちょう座)

画像① 元PNGファイルより、1570×1100切り出し

さそり座、いて座が目標だったが、途中から天の川がよく見えていることに気づき撮影。暗黒帯も写っていて満足。画像処理下手だけど初天の川、良しとしよう。

撮影後久しぶりに星座線を引く。ピントが心配だったが、割とよく撮れていた。星座線もすいすい引ける。や座まで引いて、もしかしてコートハンガー写っているかもと思い探すと、写っていました(画像③左上赤丸)。そしたら、干潟星雲もわかるかもと探すとこれも見つかる(画像③いて座近くの赤丸消えかけたM8の文字のところ)。暗黒帯の中に浮かぶ島のようで、たしかにLagoon(環礁)にみえる。眼視でも星座ビノで探したがこちらは認識できなかった。天の川と各星座の位置関係がわかり満足。他にも、みなみのかんむり座、おおかみ座、たて座・・・恒星を確定できてすいすい星座線引けた(画像③)。ただヘラクレス座などがはっきりしなかったのが残念。

画像② シュミット流星観測セット

 画像③ 画像①に花子フォトレタッチで、星座線・星座名記入等。

画像④ iステラHDによる該当位置

画像⑤ 別画像、天の川がよくわかるように強調処理。1280×1024トリミングなし、2frames60秒

 

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

6)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

9)さそり座~Wikipedia

10)いて座~Wikipedia

11)へびつかい座~Wikipedia

12)はくちょう座~Wikipedia

13)や座~Wikipedia

14)こぎつね座~Wikipedia

15)みなみのかんむり座~Wikipedia

16)おおかみ座~Wikipedia

17)わし座~Wikipedia

18)たて座~Wikipedia

19)へび座~Wikipedia

20)天の川~Wikipedia

撮影データ
2023年7月9日曇のち晴れ
ベランダ観測所
天の川銀河(さそり座~はくちょう座まで、南東、午後9時30分頃)
2.5mmCSレンズ+CS- M42アダプター+Neptune-CⅡ+三脚(DVC-0301T+)
(シュミット新春福袋 流星観測セット)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
RGB24、Area1920x1200、Offset=100、Gain=200
Exposure=30s×2frames=60s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(なし)
Microsoftフォトで、スポット修正、色・明るさ調整、トリミングなど。
花子フォトレタッチで、星座線・名称記入等、JPEG保存
 
(覚書)7月9日夕方、空全面ほぼ雲あり、天気予報も曇なので、ベランダでの観望は諦め、空晴れたら、メダカ部屋から緩く観望しようと思っていた。午後9時、晴れてます。(^^; 今から不慣れな赤道儀設置は無理。メダカ部屋の東は・・・曇ってます。どうするよしべや・・・眼視があるさと星座ビノでベランダから観望。さそり座・いて座は認識できるが、へびつかい座よくわからず。こと座・はくちょう座・わし座・・・電柱ぴったり。見た気がしない。山の上あたり以外は晴れている。もったいない星空。さそり座・いて座撮るかとシュミット新春福袋流星観測セット(画像②、PlayerOneのNeptune-CⅡ・CS-M42アダプター・2.5mmCSレンズと安価な三脚のセット)をくみ上げ、簡単電視観望。これ楽です。色々試す。1秒・2秒・4秒・・・スナップショット、ライブスタック。最終的には、30秒ライブスタック+RGB24モードで、30秒おきにSave exactly as seenで、3分まで保存。あまり長いと星が流れる。2frames1分ぐらいが限界か。山の上の薄雲・・・最後まで消えなかったのが残念。