よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
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天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録109(さそり座 C76/NGC6231散開星団)

2023-07-15 05:00:00 | MC天体

さそり座 C76/NGC6231/Mel.153 散開星団

画像① CLSフィルター使用、元PNGファイルより2300×1300切り出し

NGC6231(C76、Mel.153)は複数のカタログに掲載されているさそり座の散開星団。さそりの胴から尻尾につながる星座線が曲がる部分にある。

この周辺は、H12、NGC6242、NGC6281という散開星団がすぐ近くにあり、これらを含む広大な淡い星雲が広がり、中心部の明るい部分はIC4628の名前がつけられている、H12のすぐ上にあり、天文ファンからえび星雲と呼ばれている(この画像には写っていない)。

NGC6231も含めて、双眼鏡での眺めが素晴らしいらしい。その1つ目がゲットできた。

なお、C17とカルドウェルカタログの番号がついているだけあって、とても明るとのこと。

*H12:ハーシェルカタログ12番

*ハーシェル:天王星を発見した天文学者

画像② SharpCapProによるプレートソルブ、DSIA(ディープスカイ・イメージ・アノテーション)

画像③ 画像①からVGA切り出し

画像④ 画像②から、VGA切り出し

画像⑤ ステラナビゲーターLiteによる観望位置

 
参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

6)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

7)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット

8)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影 ヨドバシ販売

9)Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚~シュミット

10)さそり座~Wikipedia

11)NGC6231~Wikipedia

12)StellarScenesさんのサイトの『IC4628, H12付近(さそり座の散光星雲+散開星団)』

12)ハーシェル400カタログ~Wikipedia

撮影データ
2023年7月6日
ベランダ観測所
さそり座  C76/NGC6231/Mel153散開星団
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi+CLSフィルター(SVBONY)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=100、Gain=300
Exposure=4s×37frames=148s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、プレートソルブ、α,δ grid表示、Deepsky annaotation処理
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、トリミング等
 

よしべやニュース

『ミナミヌマエビが避暑に』その4 水草が大繁殖。


エビが何処にいるかわからない。水草のトリミング必要ですね。そこで


このおもりを使って見栄えよく

う~ん微妙。しかしエビは見やすくなった。

浮き草も追加。エサもしっかり食べてます。