よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4093(いて座 M20三裂星雲)

2024-06-12 01:00:00 | Seestar
星1つ見えない曇り空が1時間程で大星夜に変身した6月10日夜半。
普段なら観望終了を意識する時刻からの観望スタート。
Seestarで終わりに見た天体2つ。M20と土星。

I、いて座 M20三裂星雲
画像イ、10秒露出33分のライブスタック
(Seestar調整・写真アプリで画像処理あり)
散光星雲が暗黒星雲で分けられたウメボ・・・もといM20三裂星雲。青い反射星雲と赤い散光星雲と星団の複合天体。赤い星雲にまとわり付く青(緑?)がこの大星夜で、どの位写るか確かめたくラス前観望に選ぶ。なんとライブスタック開始すぐに青色が確認できた(画像ロ)。期待は膨らみ、ライブスタックを見守る。
空の状態は良いようだが、スタックエラー続出で、迷いながら、午前1時を過ぎていることもあり33分で打ち切り(所用時間60分程)。前回の60分ライブスタック(画像ハ)よりは少し良いぐらいで終了。(^^;まあこんなもの。
導入が中心からずれて見えるので、どうしようと迷ったが、無理しないとそのまま。結果として良かった。私的には、左上のM21、M20、左下の赤でつくる三角形がGoodだった。M20をもう少し右に寄せても良いぐらいか。
また機会があればチャレンジしたい。(^^;
画像ロ、ライブスタック1分のスクショ
(真夜中の夢か、暗闇で見ていると凄いIと興奮する写りだったが、一夜明けて見るとそこ迄は思いませんね;^^)
画像ハ、アノテーション

画像ニ、導入画面

画像ホ、60分のライブスタック
(5月9日観望、画像調整あり)

撮影情報
2024年6月11日午前0時半頃から
ベランダ プチ・リモート観測所
いて座  M20/NGC6514
Seestar+iPhone7、10秒露出33分のライブスタック
Seestar『調整』で画像処理
写真アプリで画像調整等

Ⅱ、Seestar(Fl250mm)による土星
最後の観望は今シーズン初めての『土星』。観望に時間かからないので(^^;
画像へ、導入直後の土星(スクショ)

自動で導入してくれるの楽だが、やはり小さい(^^;
天文趣味始めた頃は、Mak127での眼視で、このくらいでも『輪があることがわかる』と感動したものだが贅沢になってきた。
画像ト、4倍モードでさらにピンチアウトで拡大。
(どうにか輪を確認)

ちなみに昨年のベストは
電視観望の記録178(10月中旬~ 惑星) - よしべや自然博物館

電視観望の記録178(10月中旬~ 惑星) - よしべや自然博物館

2023年10月~11月初旬頃惑星I.土星(Saturn、鎮星)①2023/11/1PM6:10、SKYMAX127+Neptune-CⅡで撮影(RGB24、800x600、5000枚30%、Exp10ms、Gain481)ベランダでの観望で本年は...

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今シーズンはこれ越えられるように頑張る。精進あるのみ。

よしべ~の業務報告
2024-06-11
久しぶりにお月さま
Seestarで雲越し

地球照、いまひとつですが